痛みとの戦い、スタート

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王者、出走

いよいよ迎えた最終走者はこの種目の前年覇者、新田祐大。走る前から王者のオーラを身に纏い、スタートラインにつく。

カウントダウンがスタートし、いよいよ新田のレースとなる。

スタートしてから1周、250のタイムは全体の2番目となるタイムで通過していく新田。しかし2周目からはぐんぐんと加速していき、暫定トップのタイムを全て更新していく。

会場がざわめき、最終周回に入ると、スタッフ/観客などの焦点は新田の1分切りへと移っていく。1分を切れば日本記録更新となるが、果たして新田はどうなのか。

最終ストレートに入るといよいよ現実味が帯びてくるタイムで57、58、59とカウントが刻まれていく。

そして電光掲示板に表示されたフィニッシュタイムは1分0秒107。小原の大会記録を再度更新する形で大会新記録となるタイムでフィニッシュした。

この結果、優勝は2年連続優勝を果たした新田祐大(1kmタイムトライアル優勝は通算6回目)。2位は小原佑太、3位に新山響平という結果となった。

優勝 新田祐大 Dream Seeker Racing Team 1分00秒107(大会新記録)
2位 小原佑太 Dream Seeker Racing Team 1分00秒815(大会新記録)
3位 新山響平 チームブリヂストンサイクリング 1分01秒621

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インタビュー

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