UCIトラックチャンピオンズリーグ。短距離、中長距離、世界から選りすぐりの72人を集めて、新たなスタイルで実施するエンターテイメント性を追及したトラック競技の大会だ。その記念すべき開幕戦が2021年11月6日にスペイン・マヨルカで行われた。
男子短距離で活躍したのは東京2020オリンピック2冠、2021世界選手権3冠のハリー・ラブレイセン(オランダ)、そして日本の競輪でも馴染みのあるシュテファン・ボティシャー(ドイツ)。日本から出場した山﨑賢人(チーム楽天Kドリームス)はケイリン種目で決勝進出を果たした。
女子は2021世界選手権のスプリント種目で金メダルを獲得したエマ・ヒンツェ(ドイツ)、東京2020オリンピック・スプリント種目の覇者ケルシー・ミシェル(カナダ)が躍動した。日本の佐藤水菜と太田りゆは勝ち上がることは出来なかった。
UCIトラックチャンピオンズリーグ第1戦
2021年11月6日にスペイン・マヨルカで行われたUCIトラックチャンピオンズリーグの開幕戦。トラック競技を観客に分かりやすく演出し、迫力やスピード感に注力して4種目(ケイリン・スプリント・スクラッチ・エリミネーション)を採用し、世界から72人のトップ選手たちが参戦。
男子短距離には18人。東京2020オリンピック2冠、2021世界選手権3冠のハリー・ラブレイセン(オランダ)、2017スプリント世界王者のデニス・ドミトリエフ(ロシア)、東京2020オリンピックのチームスプリントで金メダルを獲得したジェフリー・ホーフラント(オランダ)などの強豪が出場。日本からは2021世界選手権でケイリン5位の山﨑賢人(チーム楽天Kドリームス)が出場した。
女子には東京2020オリンピック・スプリント種目金メダルのケルシー・ミシェル(カナダ)、2021世界選手権スプリント種目金メダルのエマ・ヒンツェ(ドイツ)、2021世界選手権ケイリン種目金メダルのリー ソフィー・フリードリッヒ(ドイツ)、同大会で女子ケイリン種目において日本史上初の銀メダル獲得を果たした佐藤水菜(チーム楽天Kドリームス)、そして太田りゆ(チームブリヂストンサイクリング)などがエントリー。