2021年10月21日、フランス・ルーベで実施されていた『2021世界選手権トラック』の男子ケイリン種目。
この種目で日本から出場した山﨑賢人は決勝戦に進出し、初出場ながらも5位という好成績を残した。
初出場コンビはアフロ怪人(山﨑賢人)が5位 松井宏佑は落車も11位/男子ケイリン・2021世界選手権トラック
この成績により、山﨑はオリンピックメダリストら世界ランキング上位選手のみが招待される「『UCIトラックチャンピオンズリーグ』への出場が決定。世界選手権後に帰国せず、そのままヨーロッパに滞在している。
日本から佐藤水菜ら5人が出場、UCIトラックチャンピオンズリーグ
More CADENCEでは山﨑選手のオンラインインタビューを実施。世界選手権の振り返り、現在の生活、そしてUCIトラックチャンピオンズリーグに向けた意気込みを伺った。
世界選手権を振り返って
Q:世界選手権終わって時も経ち、少し落ち着いたかと思います。ケイリンでは初の舞台で決勝進出・5位でしたが、どうでしたか?まだ悔しさは残っていますか?
悔しさは残っていますね。
世界選手権では自分だけ3種目(ケイリン、スプリント、チームスプリント)に出させてもらったんで、そういう部分でもすごい良い経験をさせてもらったと思うのですけれど、やっぱり結果が欲しかったです。なので悔しさはあります。
Q:3種目の中で、1番手応えを感じたのは、やっぱりケイリンでしたか?
結果としてはそうですね。スプリントはもう一本走りたかったです。
Q:まさかの1回戦から寺崎浩平選手と当たってしまいましたもんね。
そうですね。あれはちょっとやりにくかったですね。
Q:チームスプリントは8位通過でしたが、レース後にチームメートと話したことなどありますか?
「厳しいね」と話はしましたが、あとはそんなに……問題は2走3走だったので。
Q:2本目、山﨑選手は2走に変わりましたよね?あれはどんな理由からだったのでしょうか。
ジェイソン(・ニブレット)コーチが決めました。1本目で2走が大きく離れてしまったので「それじゃいけない」と。
予選を勝ち上がったことだし「それぞれが何ができるのか見たい」ということで、1走:小原佑太、2走:僕、3走:寺崎になったんです。でも結局、僕も前に追いつけずに終わってしまって……
タイム的には厳しいものでした。