オムニアム ルール

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アーチボルドが完全優勝を収める

大会初日のスクラッチ、2日目のエリミネーション、どちらも思うような結果を出せずに終えた梶原にとって、今大会最後のレースとなるオムニアム。第1種目スクラッチを12位、テンポレースを22位、エリミネーションを20位として、暫定総合21位で最終種目のポイントレースを迎える形となった。

最終のポイントレースでは積極的な動きを見せ、集団追い抜きを成功させるなどポイントを加算するが、上位に食い込むことは出来ず、最終15位でレースを終えた。

一方、完璧なレース展開で新チャンピオンとなったのはケイティ・アーチボルド(イギリス)。第3種目のエリミネーションでは落車のハプニングもあったが、第1種目~第3種目までを全て1位で走り切った。

最後のポイントレースでは自分にとって危険な場面では常に先手を取り、盤石な走りを見せてタイトルを奪取した。アーチボルドにとっては2017年にこの種目を制してから2回目となるアルカンシェルに袖を通す形となった。

2位には、最後のポイントレースで8位から大きくジャンプアップを果たしたロッテ・コペツキー(ベルギー)、3位にはエリサ・バルサモ(イタリア)が続いた。

最終リザルト

ケイティ・アーチボルド コメント

最初の種目で1着となり、全体のリズムを作れたことが大きかったです。この勝利はとてもうれしいです。エリミネーションの落車で膝を怪我してしまいましたが、関係ありません。まだ大会は続きますし、次はネア・エバンスとペアを組んでマディソンでも優勝を狙います。

梶原悠未 コメント

Q:今大会の結果を受けていかがですか?

しっかりとこの結果を背負いながら、来年に向けて頑張りたいと思います。

Q:こちらから見ても、いつもの梶原選手ではありませんでした。どうしたのでしょう?

様々な原因があるので、それを改善していきたいと思います。日本代表として走っているのに、申し訳ない結果となり、深く反省しています。コーチや母としっかり話し合って、来年に向けて準備していきたいと思います。