4/4 Page
デンマークペア(男子マディソン:モルコフ/ハンセン ペア)
モルコフ:まだ勝ったことが信じられないですね。優勝候補とは言われていたものの、上手く走れて良かったです。ずっと夢にみていたメダルが獲得出来ました。
Q:金メダルは、あなたにとってどのような意味を持っていますか?
ハンセン:自転車に乗り始めた時から追い求めていた物です。今手にしていること、そのことはとても大きな意味を持ちます。
Q:2008年以降開催されなかった種目ですが、その点については?
モルコフ:この瞬間をとても長く待ち望んでいました。マディソンは2008年以降、オリンピックから除外された種目です(当時のレースに出場、結果は6位)。でも2017年に東京で種目採用されると聞いた時、金メダルを狙うしかないと心に決めて、覚悟を決めました。
Q:勝因は?
ハンセン:レースの後半ですね。最初はスプリント勝負で厳しい戦いでしたが、レースが進み、厳しいレースになっていくに連れて戦えるようになりました。最終的には、僕らが周りよりちょっと強かったということだと思います。
Q:勝った瞬間の気持ちは?
モルコフ:最後の10周を切った時点で勝利を確信していたので、終盤は花道を走っている気分でした。
でもフィニッシュラインを切ったあと、本当に勝ったのかどうか確認しちゃいましたね(笑)
金メダリストたちは皆、レース直後は自分が勝ったことに驚きを隠せないリアクション。しかし時が経てば英雄として称えられ、実感を得ていく、それがオリンピックで勝つということなのだろう。少し経ってからまたメダルの意味を問えば、違った反応が返ってくるかもしれない。