8月4日、いよいよ日本選手がオリンピックの舞台に上がった。
東京オリンピック自転車トラック競技3日目となる8月4日。この日から3日間にわたって行われる男子スプリントに、日本チームの先陣を切って新田祐大と脇本雄太が登場した。
日本新記録で予選突破
上位24人が本選に進む予選200mフライングタイムトライアル。先にスタートした脇本はいきなり9秒518の日本新記録を叩きだし、全体の9位で予選を通過した。一方の新田は、走りにやや力みが見られ9秒728で26位。無念の予選敗退となった。
脇本は対戦形式の1回戦(1/32決勝)を勝ち進み、2回戦(1/16決勝)ではイギリスのジェイソン・ケニーに負けたものの、敗者復活戦にてシュテファン・ボティシャー(ドイツ)を相手に勝利。
8月5日の3回戦(1/8決勝)に進出する。
なんとか勝ちあがれた
全身が痛い、肺が焼けそう、吐きそう、だけど全てに打ち勝って明日も勝負します!— 脇本 雄太 (@yuta_wakimoto) August 4, 2021
Text:伴達朗