梶原悠未&中村妃智の東京オリンピック内定ペアが頂点

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レースレポート

大会最終日に行われた女子マディソンへ出場したのは4組8人。日本からは2チームが出場し、日本代表として梶原悠未&中村妃智、チーム楽天Kドリームスから鈴木奈央&古山稀絵となった。他のチームはベラルーシとスペイン。

ルールはこちら:【マディソン】これでわかる!トラック競技初心者のためのルール解説・動画

日本代表(中村妃智、梶原悠未)

レースは初回のポイント獲得周回でまず1着となったのはベラルーシ。日本代表ペアは2着、楽天Kドリームスは3着と出遅れるスタート。しかしその後は日本代表の梶原&中村ペアが、ポイント周回前に確実に梶原をダッシュ勝負させるように交代。着々と上位でポイントを重ね、他3チームを離していく。

中盤の暫定順位はトップに日本代表、2位にベラルーシ、3位に楽天Kドリームスとなっていたが、残り60周、ちょうどレースが残り半分となるところで楽天Kドリームスがベラルーシを抜いて、日本のチームが暫定トップ+2位となる。

チーム楽天Kドリームス(鈴木奈央、古山稀絵)

その後も他チームを突き放していく梶原&中村の代表チームと2位争いを繰り広げる楽天Kドリームス対ベラルーシ。残り20周、10回目のポイント周回では日本代表が1着、2着の楽天Kドリームス、3着にスペイン、4着にベラルーシとなり、暫定1位の日本代表がポイントを42まで伸ばし、事実上の勝負を決める。楽天Kドリームスは28ポイントで暫定2位、そして暫定3位はベラルーシで23ポイント。

しかし、残り20周を切ると楽天Kドリームスが集団から遅れていく。これをチャンスと見たのか、すかさず暫定3位のベラルーシがアタックすると、暫定4位スペインと協調しながら日本勢を突き放す。残り10周、11回目のポイント周回で1着となったベラルーシは楽天Kドリームスに1ポイント差に迫ってしまう。

残すは最終周回で得られるポイントのみとなり、前を行くベラルーシを必死に捕まえようとする楽天Kドリームスだが、追いつくことは出来ず。そのままベラルーシが1着フィニッシュでポイントを重ね、最終周回で楽天Kドリームスを逆転。銀メダルを奪った。

最終順位は以下の通り

優勝:日本代表(梶原悠未/中村妃智)46ポイント
2位:ベラルーシ(イナ・サベンカ/ハンナ・ツェラク)38ポイント
3位:チーム楽天Kドリームス(鈴木奈央/古山稀絵)33ポイント

最終結果(PDF)

選手コメント

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