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オリンピック&日本記録超え

東京オリンピック女子短距離種目の日本代表に内定している小林優香。予選の200mフライングタイム、現在の日本記録は小林自身が2020世界選手権トラックで出した10秒712。

女子は4人の出走となったが全員が10秒台を出す好調ぶりを見せ、その中でも小林優香が他を大きく引き離す10秒612の日本&オリンピック記録越えのタイムで1位通過した。しかし、これはテストイベントのため公式記録とはならず。

日本記録:10秒712(2020年、小林優香)
オリンピック記録:10秒721(2016年、レベッカ・ジェームス)

小林優香, 女子スプリント, READY STEADY TOKYO 自転車競技トラック

1位:小林優香 10秒612

太田りゆ, 女子スプリント, READY STEADY TOKYO 自転車競技トラック

2位:太田りゆ 10秒800

梅川風子, 女子スプリント, READY STEADY TOKYO 自転車競技トラック

3位:梅川風子 10秒931

佐藤水菜, 女子スプリント, READY STEADY TOKYO 自転車競技トラック

4位:佐藤水菜 10秒975

準決勝

小林優香vs佐藤水菜

残り2周を切り佐藤が先行し、それを小林が追いかける形となる。レースは佐藤が回転を上げて逃げていき、小林は差を詰めるも届かず。1本目を佐藤が先取した。

2本目は小林がスタート直後から積極的にスピードを上げていき、小林についていく佐藤といった展開。追いかける佐藤は最後まで小林を捕まえることが出来ず、ロングスパートで小林が2本目を獲得。勝負は3本目に持ち越しとなった。

3本目は佐藤が前、小林が後ろでスタートしたレース。小林は半周を過ぎると2本目同様にスピードを上げていき、前へと位置をあげていく。再び逃げる小林、追う佐藤となったレースは、佐藤が一旦は並走する形になるが最終的には小林が佐藤を大きく引き離して先着。小林が決勝進出を決めた。

太田りゆvs梅川風子

最初は太田が前、梅川が後ろの攻防。ゆったりと半周したところで太田がスタンディングで止まり、梅川との位置関係が変わる。前になった梅川がバンクを上下しながら進むも、その後は太田が梅川から離れずに残り1周。外からスピードを上げる太田、逃げ切りを図る梅川だったが、最終ストレートで太田が僅差の勝利。1本目を得た。

2本目は梅川が前、太田が後ろでゆっくりと進むレース。2車身ほど間を空けて進む両者は位置関係を変えずに最終周回へ。内に梅川、外に太田の横並びで最終ストレートに入ったが、太田が再び僅差の先着。梅川をストレートで下し、決勝進出を決めた。

決勝

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