2021年4月25日、伊豆ベロドロームにて「READY STEADY TOKYO」自転車トラック競技のテストイベントが実施された。東京オリンピックを見据えての本番さながらのレースには短距離選手を中心とした日本代表の選手たちが出場。東京オリンピックのトラック競技採用種目のテストが行われた。

東京オリンピックにおけるマディソンは女子のみの出場となるが、自転車ファンに最も人気がある種目の一つであるマディソンで、橋本英也／今村駿介ペアが優勝を果たしたレースについてお伝えする。

マディソンのルール

2人1組となってポイントレースを行う“マディソン”。チーム内で交代をしながらレースを進めていき、獲得ポイントの合計が最も高かったチームが勝ちとなる。

ポイントレースとは？

10周毎に設定されたポイント周回で上位4着に入った選手がポイントを得ることが出来、そのポイントの合計数が最も高かった選手が優勝となる（1着5ポイント、2着3ポイント、3着2ポイント、4着1ポイント）。最終周回では、この獲得可能なポイントが2倍となる。また、メインとなる集団を1周追い抜くと特別に20ポイントが加算される。周回数は大会の規模や大会のプログラムによって異なる。

レースレポート

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