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深谷知広が日本記録+0.006、脇本雄太自己ベスト
男子スプリントには、オリンピックでこの種目に出場予定の新田祐大と脇本雄太。そしてこの種目の全日本チャンピオンである深谷知広を筆頭に、日本代表チームに所属する選手や大学生ら計13人。
予選の200mフライングタイムトライアルは、ナショナルチーム選手や大学生ら13名が出走。ここでは新田祐大が2020世界選手権トラックで記録した日本記録の9秒562を誰かが破るか?と期待が集まった。
注目の新田祐大は9秒643、脇本雄太は自己ベスト更新となる9秒636と、日本記録更新はならずも調子の良さを見せる。
しかし最終走者の深谷知広が9秒568で予選トップのタイムを記録。日本記録まで0.006秒の好記録を叩き出した。なお、本テストイベントにおける記録は全て公認されず、参考記録として扱われる。
スプリント予選結果
予選上位8名が通過
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1位:深谷知広 9秒568
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3位:新田祐大 9秒643
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4位:山﨑賢人 9秒656
6位:新山響平 9秒753
上記8人が準々決勝進出を決めた。なお予選通過が叶わなかった9位の松井宏佑は9秒838。
先週にベルギーで開催された「International Belgian Track Meeting」における予選1位はジャック・カーリン(イギリス)で9秒775である。タイムはバンクや気温などにも左右されるため直接比較は出来ないが、日本チームのレベルの高さが伺える結果となった。
ベテランの走りが光ったオリンピック・ヨーロッパ選手権 前哨戦「International Belgian Meeting」が開催
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