2021年4月25日伊豆ベロドロームにて「READY STEADY TOKYO」の自転車トラック競技のテストイベントが実施された。東京オリンピックを見据えた本番さながらのレースには短距離選手を中心とした日本代表の選手たちが出場。

東京オリンピック本番で新田祐大と脇本雄太が出場予定の男子スプリントでは、新田祐大が進化を見せての優勝を果たした。

この記事ではスプリント種目のレースについてレポートする。

スプリントのルール

予選は200mの助走をつけたタイムトライアル。上位8位までが準々決勝へと進む。

予選後 スプリント対戦

予選のあとは1対1の戦い。

1周250mのトラックを3周して先着を競う。今回の勝ち上がりは準々決勝→準決勝→決勝/3位決定戦の順。準々決勝は1本勝負。準決勝からは2本先取で決勝へ。勝つのに必要なのはスピードだけでなく相手との駆け引き、ダッシュするタイミング、そして自分を信じる強靭な精神力など、スプリンターとしての総合的な能力が求められる。

深谷知広が日本記録+0.006

1/5 Page