中・長距離編

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男子スクラッチ

男子スクラッチは60周回で争われた。

レース序盤に大きな動きはなかったが、残り28周で単独で飛び出したマーク・スチュワートのアタックをきっかけに集団がペースアップ。アーロン・ゲイト、コービン・ストロング、リーガン・ゴフなど国際大会で活躍するメンバーを先頭にアタック合戦が始まる。

残り3周に入った直後、ジョージ・ジャクソンが単独アタック。大差をつけて優勝を飾った。

2位には1kmTT国内王者のニコラス・ケルゴゾウ、3位はオムニアム元世界王者のキャンベル・スチュワートとなった。

順位 名前
1位 ジョージ・ジャクソン
2位 ニコラス・ケルゴゾウ
3位 キャンベル・スチュワート

女子スクラッチ

女子スクラッチはトラックを40周、10kmで争われ、14人が出走した。

残り30周でオリビア・レイが単独でアタックし、オリンピック代表のホーリー・エドモンドストンやブライオニー・ボサが中心に追走。これにより集団は2つに割れ、残り8周のボサのアタックにより6人の集団が形成。これが勝ち逃げとなる。

最終周回突入と同時にマッケンジー・ミルンが仕掛けるも、すかさず追走に入ったレイが追い抜き、優勝を果たした。

国内クリテリウム選手権の優勝経験もあるレイ。持ち前のスプリント力を発揮した。

順位 名前
1位 オリビア・レイ
2位 マッケンジー・ミルン
3位 ライリー・マクムラン

男子ポイントレース

男子ポイントレースは15人が出場し、現ポイントレース世界王者コービン・ストロングを含むオリンピック代表メンバーが参戦。30km120周で争われた。

レースの中心はオリンピックメンバー。大きな逃げは形成されず、アタック→吸収を繰り返しながらハイペースで進む。残り8周、暫定5位のキャンベル・スチュワートが逆転を狙うべく単独でアタック。1着でのフィニッシュとなったが、表彰台に届かず4位に。

レースは2回目を除く全てのスプリント周回でポイントを稼いだアーロン・ゲイトが優勝となった。

順位 チーム(名前) ポイント
1位 アーロン・ゲイト 36pt
2位 マーク・スチュワート 25pt
3位 コービン・ストロング 24pt

女子ポイントレース

女子ポイントレースにはオリンピック代表メンバーはもちろん、今大会短距離種目に出場した選手など含めて12人が出場。20km80周で争われた。

残り45周でオリンピック代表のキルスティ・ジェームスとホーリー・エドモンドストンがラップ(1周追い抜き、20ポイント加算される)に成功。

その後残り34周でジェームスが再びラップ。+2ラップでジェームスが暫定首位に。

残り20周、6回目のスプリントポイントをきっかけにジェームス、エドモンドストン、ニコル・シールズの逃げグループが形成される。これが勝ち逃げとなり、ジェームスが1着でゴールポイントも獲得。圧倒的な力で勝利を掴んだ。

オリンピック代表が表彰台を独占した結果となった。

順位 チーム(名前) ポイント
1位 キルスティー・ジェームス 56pt
2位 ライリー・マクムラン 44pt
3位 ホーリー・エドモンドストン 35pt

大会公式サイト(リザルト含む)