豪州に超新星登場
2020年12月に開催されたトラックオーストラリア国内選手権。
東京オリンピック代表選手たちよりは、U23世代の若手選手が多く出場し、ぞれぞれがタイトル獲得に向けて熱戦を繰り広げた。
その中に、一際飛び抜けた存在があった。
その名はクリスティーナ・クロナン(Kristina Clonan)。
女子短距離種目で4冠・・・出場種目全てでタイトルを獲得した彼女は、一体何者なのか?
クリスティーナ・クロナン プロフィール
クリスティーナ・クロナンはオーストラリア、クイーンズランド州出身の22歳。選手とは別に、不動産経済を学ぶ現役の大学生でもある。
ロードレース/トラック中長距離選手として2019年まで活動し、2020年に短距離へと転向した。
トラック競技の大会に積極的に参加するようになったのは2017年。2018年には国内選手権のマディソンで優勝のほか、計4つのメダルを獲得。オセアニア選手権でもメダルを獲得し、同年にオーストラリアトラックナショナルチームへ加入した。
その後UCIトラックワールドカップ第1戦女子チームパシュートでも優勝。世界トップレベルの選手の仲間入りを果たす。
2019年にはマディソン種目にて国内選手権2連覇やオセアニアチャンピオンへと輝くが、東京オリンピック代表選考落選を機に、2020年春から短距離へと転向した。
2020年11月、オーストラリア自転車競技連盟の強化プログラム「ポディウムポテンシャルアカデミー」に加入。2022年コモンウェルスゲームス及び2024パリオリンピックを目指している。
参考:australian cycling team, cycling QUEENSLAND, Linked in
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