女子スプリント
女子スプリントの決勝まで勝ち進んだのは、アナスタシア・ボイノワ(ロシア)対ダリア・シュメレワ(ロシア)。ロシア人同士の対決となった。
フィニッシュ直前まで先頭を譲らなかったボイノワだったが、残り数メートルで差したシュメレワが1本目を先取。
2本目は最終周回直前の第4コーナーで先行したボイノワ。
両者譲らず金メダル争いは3本目へ。スタンディングで牽制するなど緊張感のあるレースに。第3コーナーで横並びの接戦になるも、先着したボイノワが優勝し、女子スプリントヨーロッパチャンピオンに。
3位にはミグレ・マロザイテ(リトアニア)との争いを制したオレナ・スタリコワ(ウクライナ)が2本ストレートで先着し、銅メダルを獲得した。
順位 | 名前(国) |
1位 | アナスタシア・ボイノワ(ロシア) |
2位 | ダリア・シュメレワ(ロシア) |
3位 | オレナ・スタリコワ(ウクライナ) |
男子スプリント
男子スプリント決勝は共に短距離種目で世界王者の経験があるマキシミリアン・レビ(ドイツ)対デニス・ドミトリエフ(ロシア)。
残り1周突入と同時にレビが仕掛け、1本目を先取。2本目ではドミトリエフが先頭でペースを上げていくも、第3コーナーでは横並びの状態。フィニッシュ直前で捲ったレビが男子スプリントヨーロッパ王者に。
3位争いはバシリー・レンデル(リトアニア)対ソティリオス・ブレタス(ギリシャ)。3本目まで争いは続くも終始先頭を譲らなかったレンデルが銅メダルを獲得した。
以下マキシミリアン・レビ コメント。
#EuroTrack20
🇩🇪 Maximilian Levy interview
🥇 Sprint pic.twitter.com/foZBOMP7Q3— UEC_cycling (@UEC_cycling) November 14, 2020
「僕はケイリンが専門なので、スプリントでヨーロッパ王者に慣れた事が嬉しいです。以前のヨーロッパ王者とはジャージのデザインが違うのも気に入っています。再びヨーロッパ王者になるという決意で来ましたが、まさかスプリントで勝てるとは。満足しています。今年で33歳ですし、そろそろ終わりが近づいているのでとても嬉しい瞬間です」
順位 | 名前(国) |
1位 | マキシミリアン・レビ(ドイツ) |
2位 | デニス・ドミトリエフ(ロシア) |
3位 | レンデル・バシリー(リトアニア) |