2020(第89回) 全日本自転車競技選手権大会 トラック・レース(エリート・パラサイクリング)』は、2020年11月5日より4日間の日程でグリーンドーム前橋にて実施される。大会前日となった11月4日には公式練習が実施された。

コロナ禍で厳しい取材規制が行われている中、ドリームシーカー(DreamSeekerRacingTeam)が取材に応じてくれた。本記事では男子チームスプリントに出場する4人の意気込みをお届けする。

前日ということもあり、これまで非公開だった情報がたっぷりと含まれるインタビューとなった。

BMXとの二刀流、長迫吉拓

Q:最大のライバルは?

まず新田祐大選手、そしてBチームでは小原佑太選手ですね。それと今回は1周が335mということもあり、自分の中では未知の領域です(※普段走るのは1周250のバンク)。前半を頑張って、後半は耐えるという感じです。

Q:今回は第1走を長迫選手の代わりに新田選手が走る回もある、ということでしょうか?

そうなんです。新田選手にはタイムでは負けたくないです。

Q:他の種目については?

実はチームスプリントが終わったらトレーニングのためにスイスに戻るため、個人種目には出場しないことになりました。

※事前のエントリーではケイリンにも出場予定だった長迫選手だが、急遽スイスに行くことが決まった

東京オリンピック代表内定、新田祐大

Q:毎日何かの種目に出る新田選手ですが、意気込みは?

変なところを見せないように、笑顔で毎日いられるように頑張ります(笑)

Q:一番力を入れている種目は何でしょうか?

もちろん出場する全ての種目ですが、敢えて個人的に挙げるならば1kmタイムトライアルです。

Q:チームスプリントでは第1走を走ると聞きました(直近の世界選手権、ワールドカップなどでは第2走を担当)。練習では相当調子が良さそうに見えましたが、感触、そして目標タイムは?

とても調子が良いです。ですが、タイムに関してだと、よく分からないです。このバンクは普段とは異なる335mですし・・・・前回走ったのは長塚(智広)さん、渡邉(一成)・さんとだったので、タイムも覚えていないですし、その時は第3走だったので(笑)

※2008年、当時は1分1秒160で優勝

深谷知広&中野慎詞

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