11月5日〜8日にかけて群馬県前橋市・ヤマダグリーンドーム前橋にて開催予定の『2020全日本自転車競技選手権トラック』。
全日本トラックってどんな大会?
大会の正式名称は『第89回 全日本自転車競技選手権大会 トラック・レース(エリート・パラサイクリング)』。エリートカテゴリのトラック競技のほか、パラサイクリングも実施され、各種目の「日本チャンピオン」が決定される大会だ。
優勝者は表彰台で「日本選手権者ジャージ」を与えられ、次の全日本選手権までの期間、優勝した種目に出場する際にはこれを着用することが義務付けられる(ただし世界選手権では着用できない、より優先されるジャージがある・・・など細かな決まりがある。詳しくは「JCF国内戦手権者ジャージの使用に関するガイドライン(PDF)」にて)。
「負けられない」そして「見逃せない」!
UCIのレーススケジュールの改革の関係もあり、直近でナショナルチームが出走するであろう国際大会は春に予定されているネーションズカップとなる。つまり全日本トラックは「数少ないトラック競技の大会」のひとつなのだ。
オリンピック前年となるこのタイミングでの全日本選手権。オリンピック代表内定メンバーにとっては「負けられない戦い」として、そしてパリ五輪を目指す次世代メンバーは「コーチ陣へのアピールの場」として力を入れてくるだろう。
そしてナショナルチームの他にも、大学自転車競技部、実業団などで研鑽を積んできた国内の有力選手らも集結。日本トップレベルの走りを目の当たりにできる、見逃せない大会だ。
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