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「プロ・アマオープン化」オリンピックにおける歴史を解説

2020/10/24

Semi Final / Men's Keirin / 2020 Track Cycling World Championships

「プロ・アマオープン化」って聞いたことありますか?

今から30年ほど前、各種スポーツで進められてきたプロ・アマオープン化。大会参加における”プロ”か”アマチュア”かによる参加制限を無くしていく動きだ。30年ほど前ということで、そもそもそんな動きがあったことを知らない読者もいるだろう。本記事ではスポーツ界全体におけるプロ・アマオープン化の概略や、自転車競技における事例を紹介していく。

「アマチュアリズム」という考え方

アマチュアリズムは、辞書を引くとこのような説明がされている:

「スポーツにおけるアマチュアリズムとは、趣味としてスポーツを行い、それによって生計を営んだり賞金を得るなど、経済的な利益を追求してはならないという考え方で、19世紀初頭、イギリスの中産階級の社会で発生した。」(引用:平凡社 世界大百科事典 第2版(コトバンクより))

この考え方が受け継がれていたため、スポーツの競技や種目を問わず「スポーツを行うことによって金銭を稼ぐ”プロ”が参加できない」大会が数多く存在していた。その最たるものがオリンピックだったと言える。

オリンピック憲章の変化

東京2020オリンピック

昔のオリンピック憲章では「参加はアマチュア選手に限る」という決まりがあり、プロ選手はオリンピックには参加できなかった。ここでいう「プロ」とは「スポーツでお金を稼いでいる人」を指し、「参加する栄誉が一番の報酬」という考えがあるオリンピックには相応しくないと考えられていた。

しかし時代は移り変わり、プロレスやプロ野球のような、プロ選手が活躍するスポーツが盛んになっていく。一般の観客から「いつも応援しているあの選手が、オリンピックで活躍しているところを見たい」という要望が出てきたこと、またプロスポーツが盛んになることで趣味として愛好するアマチュア選手よりも、報酬を得てサポートやトレーニング機材を充実させ専業選手としてスポーツに集中することができるプロ選手の方がレベルが高くなっているという事実も出てきた。そして「トップレベルのアスリートたちを世界中に見て欲しい」というIOCの意向もあり、1974年にオリンピック憲章から「アマチュア」という言葉が削除された。

そして1988年ソウル大会、はじめてプロ選手がオリンピックに参加することとなる。

出典:日本オリンピック委員会「オリンピズムってなんだろう

自転車競技におけるプロ・アマオープン化

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