女子ケイリンには日本から小林優香、前田佳代乃が出場。他にも注目はここまで今シーズン出場した種目の全てで優勝の女王フォーゲル(ドイツ)、ブラスペニンクス(オランダ)、マーシャン(イギリス)、ハンセン(ニュージーランド)など。
1回戦
まずは1回戦となるが、1回戦は3組に分かれ、各組上位2人が勝ち抜け。他は敗者復活戦へ回る。
小林優香はクリスティーナ・フォーゲルと同組
1組に早速登場する小林優香。小林のいる1組には絶対的な実力をもつフォーゲルが。
小林は残り1周半となり、後ろから2番目の位置から前段を伺うも、フォーゲルが小林に合わせるような形で前に出る。小林はそのフォーゲルの後輪にしっかりとくっつき、残り半周で更にスピードを上げて、危なげなく2着で1回戦を通過する。
小林優香選手のコメント
今まのレースでは、自分が慌てていたことが敗因だったので、慌てないように心がけました。
レース前にブノワコーチから「今どんな気分?」と聞かれ「自分ができることをやるだけだ」と答えたら「その通りだ」と言われて落ち着くことができました。
レースはフォーゲル選手が2着上がりを狙っているようだったので「残り1周からは自分から動かないと」と思っていました。
その辺りも落ち着いてできたと思います。この先も慌てず自分ができるレースができれば決勝にいけると思うので、落ち着いて走りたいです。
前田は敗者復活戦から準決勝へ
続く2組には前田が出場。1度は積極的に前に出て展開を作るも、最終的にブラスペニンクスとマーシャンに抜かれて3着。敗者復活戦へと回る。
その敗者復活戦では、前田は最後に追い上げをみせたものの、4着でフィニッシュ。しかし前田より先着していたDEBORAH Deborah(インド)が反則により降格となり、繰上げ処置で前田が2回戦(準決勝)へと駒を進めることになった。