決勝、スプリント新女王の誕生

決勝まで進んだメンバーは以下の通り。

ヒンツェ(ドイツ)
フリードリッヒ(ドイツ)
リー・ワイジー(李慧詩:香港)
イ・ヘジン(韓国)
モートン(オーストラリア)
アンドリュース(ニュージーランド)

今シーズンこの種目で調子が上がらないが、それでも2019年には世界チャンピオンとなったリー・ワイジー、そしてスプリント種目でそのリー・ワイジーを下したヒンツェ。2人の戦いになるであろうと予想されたレースは、ヒンツェが力を示してフィニッシュラインを一番に通過。

2着はイ・ヘジン、3着はモートン。

優勝したヒンツェはケイリン、スプリント、チームスプリントと3冠を果たし、新たな短距離の女王が誕生した大会となった。

女子ケイリン最終結果リザルト(PDF)

レース後に「世界選手権が始まる前にこうなるとは思わなかった。信じられないです」と語ったヒンツェ。新たな女王、その強さを示す印象的な大会となった。オリンピックでもヒンツェが活躍することは間違いないだろう。