2月26日、ドイツ・ベルリンで開催した『世界選手権トラック2020』初日、男子チームスプリントが決勝まで行われた。オリンピック出場枠獲得の瀬戸際にいた日本は、今季W杯で2連覇を果たしており、メダル獲得を期待されるも、まさかの予選敗退となってしまった。
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一方、優勝したのはオランダ。1日に2度の世界記録更新を果たし、最強オレンジ軍団の圧倒的強さを改めて示す結果となった。
チームスプリントの勝ち上がり/ルール
予選→1回戦→決勝/3位決定戦という形でレースが進む。チームは3人1組(女子は2人1組)。1列棒状となって進み、1周ごとに先頭が隊列から離れていく。最終的に残った選手のフィニッシュタイムがチームのタイムとなる。
今大会の見所
大会開催前のオリンピックランキング(オリンピック出場枠に関わるランキング、男子チームスプリントの場合上位8位までが出場枠を得る)で日本は7位(6375ポイント)、ポーランドが8位(6285ポイント)、ロシアは9位(6135ポイント)と僅差で競り合っていた。
オリンピック出場を懸けて、日本は「上位8位以内をキープすることが出来るのかどうか」が第1の見所。第2の見所は日本メダル獲得の有無。最後は他チームの世界記録の更新があるのかどうかとなった。