その圧倒的な強さと実績でトラック界を支配していると言っても過言ではない、”超”強豪国オランダ。2月26日からドイツ・ベルリンで開催される「UCIトラック世界選手権2020」の出場メンバーを、オランダ自転車競技連盟が発表した。

以下プレスリリース抄訳

トラックサイクリング世界選手権ベルリンのオランダ選手団発表

ヒューゴ・ハック短距離コーチ、アドリアン・ヘルマンテル中・長距離コーチが、2月26日水曜日から3月1日日曜日の間にドイツ・ベルリンにて開催される「トラックサイクリング世界選手権」のオランダ選手団を発表しました。

ヒューゴ・ハック短距離コーチ コメント

男子スプリント / 2019ジャパントラックカップⅠ

我々は最強の布陣で挑む。東京オリンピック前最後の指標となる大会だろう。

アドリアン・ヘルマンテル中・長距離コーチ コメント

我々は現在アルクマールの合宿で最終調整を行なっている。チームの調子は良く、最高のモチベーションでベルリンへと向かう。オリンピックイヤーとなる今年、レベルは高く、我々は複数の種目で表彰台争いに加われると信じている。

男子では、ヤン・ウィリアム・ファンシップポイントレースのタイトルは守らずにオムニアムマディソンに集中する。代わりにロイ・エイフティングがポイントレースに出走する。マディソンは昨年欠場したが、どこまで世界と戦えるのかを楽しみにしている。ヨーロッパ選手権2位とワールドカップ最終戦ミルトン大会での優勝によって、無事に(世界選手権とオリンピックの)大会への出場資格を得る事が出来た。

女子はオリンピック出場が確定しているおかげで気負う事なくレースに望める。エイミー(ピータース)とキルステン(ウィルト)はマディソンで非常に強い2人組であり、今回もその強さを見せて欲しい。また、キルステンは長年頂点に君臨し続ける個人種目にも複数参加する。

オランダ『トラック世界選手権2020』選手一覧