1月26日、カナダ・ミルトンで行われている『2019-2020トラックワールドカップ第6戦』の男子スプリント種目。大会最終日に行われたレースでは小原佑太が自身初となる予選4位通過でシード権を獲得したが同じく日本から出場した雨谷一樹に敗れた。日本人対決を制した雨谷はベスト8進出もライアン・エラル(フランス)の壁を乗り越えることが出来なかった。優勝は第4戦、第5戦と連覇を果たしたマテウス・ルディク(ポーランド)。最終戦を制し男子スプリント3連覇を達成した。
スプリントの勝ち上がり/ルール
予選:200mFTT(助走をつけた200mタイムトライアル/予選4位まではシードを得て自動的に2回戦へ)→1回戦→2回戦→準々決勝→準決勝→決勝/3位決定戦という形でレースが進む。
予選はタイムトライアル、その後は1対1で3周を先着した選手が勝ちあがる。2回戦までは1本先取で勝ち抜け。準々決勝からは3本勝負の2本先取制でトーナメントが行われる。
予選(200mフライングタイムトライアル)
雨谷一樹
この種目の出場は31人。上位28位までが1回戦へ。そして上位4位までは2回戦へシードとなる。
日本からはチームスプリントにも出場した雨谷一樹と小原佑太がエントリー。世界からは2019世界選手権の銅メダリスト、そして第4戦、第5戦と連覇をしているマテウス・ルディク(ポーランド)、200mフライングタイムトライアル世界記録保持者のニコラス・ポール(トリニダード・トバゴ)などが出場。
予選タイムは小原が9秒777、雨谷が9秒901(13位)。
小原佑太
なんと小原は予選タイムを全体の4位として2回戦へとシード権を獲得した。
尚、予選トップはルディク(ポーランド)で9秒657。