3位決定戦
3月に行われた世界選手権で3位となったルディクを相手に深谷が挑んだ3位決定戦。
1本目は深谷が後ろから攻める形となる。スタートしてから1周をゆっくりと進んでいく両者。
1周を過ぎると2~3車身ほど車間を保ったまま、スピードを上げていく。残り1周を切り、ルディクがスプリントに入ると同時に駆け出す深谷。残り半周で少し間を詰めると、3コーナーで並びかけ最終ストレートへ。最後は写真判定となったが、僅差で深谷がルディクを差し、1本目を先取した。
2本目は深谷が前、ルディクが後ろとなって進みラスト1周へと入る。
深谷の加速に付いてこれなかったルディクは深谷に並びかけることなく敗北を喫し、深谷がストレートでメダル決定戦を制した。そしてこの種目で日本としては14年ぶりの銅メダルを獲得した。