準々決勝
ここからは2本先取となる準々決勝。深谷の相手は2018年の欧州チャンピオンのシュテファン・ボティシャーを破って勝ち上がってきたジョンエンファ(スリナム)。
ジョンエンファを深谷はストレートで下し準決勝進出を果たす。
準決勝
深谷の相手は現世界チャンピオンでもあり第1戦で優勝したハリー・ラブレイセン(オランダ)。
前にラブレイセン、後ろに深谷で進むレース。お互い様子見はせずに早い段階でスピードが上がっていく。
残り1周となるところでも位置関係は変わらず。スプリント体制になって深谷が2コーナーを抜けて並びかけようとするが、深谷のスピードにぴったりと合わせたラブレイセンが前を譲らず、1本目はラブレイセンが先取した。
2本目は深谷が前、ラブレイセンが後ろ。レースはスタートからどんどんスピードを上げて進んでいく。
ラブレイセンが外から仕掛けようとするところを深谷が距離を縮めてけん制しながらラスト1周へ。1コーナーに入る前に深谷がタイミング良くスプリントを始めると、少し遅れて深谷を追走するラブレイセン。残り半周の時点で2車身ほどの差を開いた深谷がフィニッシュラインに向かって走っていくが、後ろからはラブレイセンが猛スピードで迫り来る。深谷は逃げ切ることは適わず、最後は1/4車輪ほどの差で追い抜かれてしまった。この結果、決勝へと駒を進めたのはラブレイセン。深谷は3位決定戦をルディク(ポーランド)と戦うことになった。