1回戦
予選のタイムをもとにスプリントトーナメントの組み合わせが決定。勝ち上がりは1回戦→2回戦→準々決勝→準決勝→決勝と進んでいく。
最初の1回戦と2回戦は1本勝負。準々決勝から3本勝負で2本先取したほうが勝ちとなる。
小原の1回戦の相手は、コロンビアのケビン・キンテロ チャバロ。予選は小原より1つ下の17位でスピード的にはほぼ互角の相手。
小原の後ろ攻めから始まったレースは互いに牽制しながら進み、残り2周で小原は前に出ることを選択。
徐々にペースが上がっていく中、キンテロの動きを冷静にみてバンク外側に寄せて動きを封じていく。
残り1周で小原が徐々に加速。バックストレートで腰をあげて、さらにペースをあげると追走していたキンテロがそのスピードについていけず、小原がそのまま逃げ切り先着。1回戦をものにした。
レース後、すぐにジェイソンコーチが駆け寄り、レースを振り返る小原。1つでも多く勝ち上がり、経験値を増やすことが今回小原に与えられた大きな目的でもある。