決勝

ワールドカップ開幕戦、決勝戦のメンバーは

ゾン・ティエンシー(中国)
マルタ・バヨナ(コロンビア)
マチルド・グロ(フランス)
エマ・ヒンツェ(ドイツ)
リー・ワイジー(香港)
イ・ヘジン(韓国)

スタート後の隊列は、バヨナ→イ→ヒンツェ→ゾン→グロ→リーの順

残り3周のペーサー退避後、各選手が牽制しあいながら1周通過。そして残り2周で最初に動いたのはドイツのヒンツェ。3番手から先頭へあがり主導権を握る。後ろの動きを見ながら徐々にペースを上げ、残り1周を全開で加速していく。

後続からはゾンが外から捲くりを仕掛けるが、ヒンツェのスピードの前に追い上げることができない。

そのスピードは落ちることなくヒンツェが逃げ切り勝利。ワールドカップ初優勝を飾った。2位争いは接線となり5番手から追い上げたフランスのグロとイ・ヘジンが同時にフィニッシュ。

写真判定の末、同着という結果となりグロとイ・ヘジンが銀メダルを獲得した。

優勝したドイツのヒンツェは現在22歳。若きスプリンターが次々に登場するドイツにおいて、次世代のエース候補の1人に挙げられている。熾烈な国内争いを経て、世界の舞台でしっかりと結果を残したヒンツェ。初のワールドカップ優勝は今後彼女の勢いを更に増すことになるだろう。

女子ケイリン結果

優勝:エマ・ヒンツェ(ドイツ)
2位:マチルド・グロ(フランス)
2位:イ・ヘジン(韓国)
10位:太田りゆ(日本)

大会公式リザルト(PDF)