次は金メダル

大会前に優勝を目指していると言いましたが、まさか銅メダル獲得できるとは思ってませんでした。

決勝前に「絶対にパニックにならず冷静にいけ」とジェイソンコーチから言われていましたが、自分自身でも「ちょっと冷静すぎるかな」と感じるくらいの状態でした。

レースでは残り2周で1番後ろになった時に、前の選手が動きたそうにしているのが見えたので「コレは絶対に行くな」と思いました。それにしっかり付いていって、3着に入り込むことができました。

絶対に次に繋がる良い経験になったと思います。メダルは獲れましたが銅メダルだったので次は金メダル。一番いい色を獲れるようにがんばりたいです。

レース後さらなる意欲をみせた松井。

「東京五輪も決して可能性が無いわけではないのでアピールしていきたい」と大会前にコメントしていたように、偉大な先輩ライダーらの代表選考に割って入ることができるのか。

このあとのシーズンで、ますます国内代表選考を巡る熾烈な戦いは続いていくことになる。

男子ケイリン結果

優勝:ハリー・ラブレイセン(オランダ)
2位:デニス・ドミトリエフ(ロシア)
3位:松井宏佑(日本)

9位:小原佑太(日本)

大会公式リザルト(PDF)