4種目目:ポイントレース

ポイントレースでは、ここまでの3種目での持ち点に、レースで獲得したポイント(10周毎にポイント獲得周回があり、1着は5ポイント、2着は3ポイント、3着は2ポイント、4着は1ポイント※最終周回だけは記載のポイントが2倍獲得できる※。その他メインとなる集団を1周追い抜くと20ポイントを獲得)が加算されていく。レースはトラック100周、計25kmで争われる。

ポイントレース / 2019全日本オムニアム ポイントレース / 2019全日本オムニアム

集団は橋本英也、窪木一茂(共にTEAM BRIDGESTONE Cycling)をメインに進んでいく。各ポイント周回前に小さな逃げが試みられるも、大きな展開には繋がらないままレースは進んでいく。

ポイントレース / 2019全日本オムニアム

8回目のポイント周回を前に、表彰台争いに絡む岡本隼(愛三工業レーシング)を含む5人の逃げが形成される。岡本が8回目のポイント周回をトップ通過し、さらに逃げ集団は9回目のポイント周回前にメイン集団に追いつき、一気に20ポイントを獲得することにも成功する。

ポイントレース / 2019全日本オムニアム ポイントレース / 2019全日本オムニアム

9回目のポイント周回は橋本がトップ通過、窪木が2着で通過となる。残るは最後のポイント周回のみとなり、この時点で事実上の優勝争いは累計ポイント130で首位の岡本と2位で126ポイントの窪木。そして3位争いは橋本と近谷によるチームメイト同士の争い。

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最終ポイント獲得へ動いたのは、1種目目のスクラッチで1着を得た愛三工業レーシング渡邊翔太郎。そしてラスト1周で近谷が後方から追い上げる。

最終周回の着順は渡邊が1着、近谷が2着。そして残すはオムニアムの優勝を争う岡本と窪木となったが、最終周回では2人ともポイントを獲得は出来ず。岡本隼が2019全日本オムニアムのチャンピオンとなり、自身初の栄冠を手にした。

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2019全日本オムニアム男子エリート 最終リザルト

トラックとロード、両軸でワールドクラスの選手を目標にしたい