『2026インターハイ自転車競技』の大会3日目。トラック競技の最終日となるこの日も夏空が広がり、選手たちにとっては過酷なコンディションとなるなか、スプリントでは酷暑にも負けない熱戦が繰り広げられた。

記事内では紹介しきれない写真も多数あるので、ぜひ写真ギャラリーをご覧いただきたい。

山崎帝輝が圧巻のスピードを見せ、2冠を達成

決勝は、予選1位の山崎帝輝(松山学院)と3位の入田翔(南大隅)が進出。春の選抜選手権でも戦った2人が再び顔を合わせる形となった。

1本目は先行の山崎が2コーナーで加速していくと、そのまま逃げ切り1本目を得る。

迎えた2本目。

駆け引きのなかで最終周前に山崎が大外から一気に加速して仕掛けると、入田との差をどんどんと広げていく。

大差をつけた山崎が、そのままフィニッシュラインを通過。

初日に行われたチームスプリントに続き、大会2冠を達成。大きな雄叫びで優勝の喜びを爆発させた。

男子スプリント 最終結果
順位 学校名 都道府県 選手 タイム
1 松山学院 愛媛 山崎帝輝 10秒465
2 南大隅 鹿児島 入田翔 10秒685
3 倉吉総産 鳥取 須藤虎之輔 10秒570

最終結果(公式Xリンク)

男子優勝:山崎帝輝選手 インタビュー

Q:優勝おめでとうございます。今の率直な気持ちを教えてください。

1番の目標にしていた大会で優勝することができて、本当にうれしいです。

Q:この優勝は、自分にとってどんな意味を持つ優勝になりましたか?

松山学院高校として戦う最後のレースだったので、「絶対に優勝する」という気持ちで臨みました。

Q:レースの作戦はどのように考えていましたか?

「絶対に勝つ」という気持ち。誰にも負けないという強い気持ちでレースに挑みました。自分の力を最大限発揮できました。大会を通して、冷静に自分から仕掛けることができたと思います。思い描いていたレース展開に持ち込むことができました。

Q:予選のタイムについてはどう感じていますか?

予選では、自分が思っていたようなタイムを出すことはできませんでした。でも、最終的に優勝という結果につながったので、良かったと思っています。

Q:予選から決勝まで3日間ありましたが、集中力を切らさず戦えましたか?

3日間を通して集中力を切らすことなくレースに臨むことができました。

Q:次の目標を教えてください。

次は世界選手権が控えているので、そこでもメダルを獲得することを目標に頑張ります。

予選で大会新を記録した樋口(遊学館)が接戦を制する

女子はスプリント予選で大会新記録の12秒166を記録した樋口愛菜(遊学館)と、春の選抜を制した藤田初風が決勝に進出。

1本目。2コーナーから先行の樋口が先に仕掛けると、バックストレートでは1車身ほどの差がつく。

最終ストレートで藤田が詰め寄るも、わずかに樋口が先着し逃げ切りに成功する。

続く2本目。後攻の樋口が内側に位置取り、2コーナーからスパートをかけていく。

1本目と同様の展開で、藤田が懸命に追うものの、樋口が押し切ってそのままフィニッシュ。

春の選抜のスプリントでは5位と悔しい結果に終わっていた樋口が、夏で雪辱を果たし、日本一に輝いた。

女子スプリント 最終結果
順位 学校名 都道府県 選手 タイム
1 遊学館 石川 樋口愛菜 12秒166※大会新
2 宮崎農 宮崎 田中美月 12秒315
3 山陽学園 岡山 藤田初風 12秒248

最終結果(公式Xリンク)

女子優勝:樋口愛菜選手 インタビュー

Q:優勝おめでとうございます。まずは今の気持ちをお願いします。

うれしいです!

Q:この大会にはどんな思いで臨みましたか?

一生懸命努力して、この大会に向けて準備してきました。春の選抜大会では悔しい思いをしたので、その悔しさを忘れずに練習してきました。

Q:その結果、優勝という形になりました。

最高です!

Q:今回の大会では予選で大会新記録をマークしました。レース前から自信はありましたか?

正直、自信はありませんでしたし、走っていて調子が良いとも思っていませんでした。走っている時は大会新記録が出たことにも気付いていませんでした。後から「大会新記録だったよ」と教えてもらって、本当にびっくりしました。

Q:次の目標を教えてください。

次は国民スポーツ大会(国スポ)があります。そこでまた良い結果を残せるように頑張りたいと思います。

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