第6ラウンド レースレポート
7月27日~29日の3日間。たちかわ競輪場で「競輪ワールドシリーズ2026」第6ラウンドが実施された。
女子は第2ラウンド・小倉開催を制して好調を維持するヘティ・ファンデルワウ(オランダ)、第5ラウンドの岸和田開催で完全優勝を遂げたマチルド・グロ(フランス)に加え、現ケイリン世界チャンピオンでもあり、ガールズ競輪の絶対チャンピオン、佐藤水菜などが参戦。
男子は海外からはここまでシリーズ無敗のハリー・ラブレイセン(オランダ)、第4ラウンドの伊東温泉競輪で初の決勝進出を果たしたマシュー・リチャードソン(イギリス)。対する日本勢からはナショナルチームの中石湊、元ナショナルチームの河端朋之、雨谷一樹などが出場した。
女子決勝 佐藤・ファンデルワウ・グロの三つ巴
決勝までの2日間で佐藤とグロは2回の対決をしており、決勝までは佐藤がグロを圧倒するレースを見せて勝ち上がった。ファンデルワウも2日間、後方から仕掛ける冷静なレース運びを見せ、1着を重ねて迎えた決勝。
| 車番 | 名前 | 府県 |
| 1 | 佐藤水菜 | 神奈川 |
| 2 | 寺崎舞織 | 福井 |
| 3 | 豊岡英子 | 大阪 |
| 4 | ヘティ・ファンデルワウ | オランダ |
| 5 | マチルド・グロ | フランス |
| 6 | 半田水晶 | 茨城 |
| 7 | 田野口佳奈 | 香川 |
レースの並びは豊岡(赤)、半田(緑)、田野口(橙)、グロ(黄)、ファンデルワウ(青)、佐藤(白)、寺崎(黒)となって周回を重ねていく選手たち。
グロ、ファンデルワウ、佐藤の3強がお互いに、そして全員がこの3人の動きに注目する中、残り1周を前に先頭にいた豊岡と2番手の半田がスプリントを開始していく。この動きに反応して4番手だったグロが動き出すと、ファンデルワウ、佐藤、寺崎も続いてスピードを上げながら位置を上げていく。
残り半周を過ぎると3強が豊岡、半田をかわして先頭争いとなる。内にグロ、中央にファンデルワウ、外に佐藤の三つ巴の戦いとなった。やや挟まれた形となったファンデルワウの伸びが悪く、勝負は最終ストレートでの佐藤とグロの一騎打ち。
最後は佐藤が外から伸びて、僅差でグロを差して1着。2着にグロ、そして3着にファンデルワウという結果となった。
男子決勝 ラブレイセン-リチャードソンのラインが崩壊
ラブレイセンは2日間とも1着。リチャードソンは初日が1着、2日目が中石に敗れて2着。中石はラブレイセンと同様に2日間ともに1着で決勝へと進んだ。
| 車番 | 名前 | 府県 |
| 1 | 鈴木玄人 | 東京 |
| 2 | 中石湊 | 北海道 |
| 3 | ハリー・ラブレイセン | オランダ |
| 4 | 河端朋之 | 岡山 |
| 5 | マシュー・リチャードソン | イギリス |
| 6 | 岡田征陽 | 東京 |
| 7 | 根田空史 | 千葉 |
レースの並びは鈴木(白)‐岡田(緑)の関東ライン、中石(黒)‐根田(橙)の混成ライン、ラブレイセン(赤)-リチャードソン(黄)、そして単騎の河端(青)の順。

動き出したラブレイセン(赤)とリチャードソン(黄)
残り2周を切っての2コーナー、早くもラブレイセン-リチャードソンのドリームタッグが5、6番手から加速して上がっていくと先頭へ。中石‐根田も続こうとするが、反応が遅れたことに加えて内に詰まってしまい、位置を上げることができず。

残り1周手前
残り1周となるところでドリームタッグの2番手を担うリチャードソンに仕掛けたのは3番手だった鈴木。前のリチャードソンに追いつき、外から中にリチャードソンの位置を奪う狙いでぶつかっていくと、その勢いでリチャードソンが落車してしまう。
その後はラブレイセンが先頭、続いて鈴木、後続は落車の影響もあって大きく離されてしまう。
レースはラブレイセンが逃げ切っての1着。中石は最後の半周で追い上げたものの、ラブレイセンに届かず2着。根田が3着となった。
ここまでシリーズ無敗となったラブレイセンを止められる選手はいるのか?次の開催、第7ラウンドは8月6日から4日間開催のGIII「ワールドサイクリスト支援競輪」が和歌山競輪場で開催予定となっている。
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「競輪ワールドシリーズ」とは?
1982年より「国際競輪」としてスタート、2009年より「短期登録制度」として行われていた外国人選手招聘レース。新型コロナウイルス感染症の影響などもあり2020年度以降中断されていたが、7年の時を経て復活する。
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