2026年6月12日より伊豆ベロドロームで開催された『2026全日本自転車競技選手権大会トラック』の最終日、今大会が第2回目の開催となる「苦しみアワード」が実施された。

記念すべき第1回目の王者・中石湊が1㎞タイムトライアルのエントリーを見送った今回、2代目チャンピオンに輝いたのは果たして誰なのか。

苦しみ「チャンピオン」への軌跡をお伝えする。

苦しみアワードとは

1kmTT(タイムトライアル)は静止状態からスタートし、1人ずつ1kmの距離を全力で走り抜け、そのタイムを争うシンプルな種目。しかし、約1分もの間、無酸素運動で全力を出し切る必要があり、体力の限界・肉体的苦痛に耐える精神力も含め、選手への負担は計り知れない。

脚に溜まった乳酸が一気に痛みへと変わり、選手たちに襲いかかる。その痛みは、歴戦の猛者たちから以下のように形容されてきた。

走り終わった後は、両脚を鉄パイプで叩かれ続ける感じ(新田祐大)

机の角に、思いっきり足の小指をぶつけに行くような種目(深谷知広)

車のドアを勢いよく閉めて指を挟みに行く(テオ・ボス)

痛みと苦しみに苦悶する選手たちの姿からは、アスリートとして肉体の限界に挑戦する尊さすら感じさせる。その姿に敬意を表して、始まったのが「苦しみアワード」。

審査項目は苦しみの表現の仕方のみ。あまりにも悲惨な光景が繰り広げられるため、男子エリートカテゴリーのみを対象とし、もっとも苦しそうな表現を成し遂げた選手が栄光に輝く。

本日の苦しみニスト 20人

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