2026年5月14日より、静岡県・伊豆ベロドロームで開幕した『2026ジャパントラックカップⅠ/Ⅱ』。
今大会短距離男子の最終種目として実施された男子ケイリン。本記事では中野慎詞がここまで全種目優勝の太田海也を退け、勝利を収めたレースの模様をレポートしていく。
男子ケイリン
決勝
決勝へと進出したのは以下の6人。
| 尾野翔一 | チーム楽天Kドリームス |
| 中野慎詞 | チーム楽天Kドリームス |
| アジズルハスニ・アワン | マレーシア |
| 太田海也 | チーム楽天Kドリームス |
| 市田龍生都 | チーム楽天Kドリームス |
| ラヤン・エラル | フランス |
レースは、太田-アワン-尾野-中野-市田-エラルの並びでスタートする。
レースが動いたのは残り2周半に入るタイミング。3番手から尾野が外へ動き出すと中野とエラルも追走していく。
残り2周、先頭は尾野、その後ろには太田と中野が並走、アワンとエラルがその後ろにそれぞれ並走しながら続いていく。
勝負を決めた動きは最終周回前の3コーナー付近。中野が一気に加速していくと、先頭の尾野に外から並びかけていく。
先頭に立った中野が頭1つ抜けた状態で最終周回へ。
第2コーナーで全員が全力で踏み込んでいくなか、2番手争いで競り合っていた尾野と太田がわずかに接触。2人の動きが少しブレた間に中野がバックストレートで後続と僅かながらも距離を開く。
残り半周、太田とアワンが更に加速し中野を捉えにいく。
しかし、太田も全力のスプリントで応戦し、速度をさらに上げて最終コーナーを駆け抜けていく。
中野がリードしながら勝負の行方は最終ストレートへ。しかし誰も届かないまま中野が逃げ続けていく。
誰も中野に届かないまま、2周にわたるスプリントを決めた中野が1着でフィニッシュラインを越えて1着。2着には太田、3着にはアワン。
前日のスプリントでは太田に敗れ2位だった中野が、渾身のロングスプリントを決めて、今年のJAPAN TRACK CUPでは初の優勝で有終の美を飾った。
なおレースについては審議が行われ、太田と尾野の接触時、尾野を外側へ追いやる動きをしたとして太田に降着の裁定が下された。最終的な結果は1位が中野、2位にアワン、3位が繰り上がりで尾野となった。
男子ケイリン リザルト
| 順位 | 選手名 | 所属 | |
| 1位 | 中野慎詞 | チーム楽天Kドリームス | |
| 2位 | アジズルハスニ・アワン | AWANG Mohd Azizulhasni | マレーシア |
| 3位 | 尾野翔一 | チーム楽天Kドリームス |












