2026年5月14日より、静岡県・伊豆ベロドロームで開幕した『2026ジャパントラックカップⅠ/Ⅱ』。
大会3日目に実施された男子マディソンには、日本ナショナルチームから3ペアが出場。本記事ではアクシデントから予想外な結末を迎えたレースの模様をレポートしていく。
男子マディソン
ルール:2人1ペアでポイントを獲得していくポイントレース。ペアは好きなタイミングで走者を交代しながら、10周に1度のポイント周回で上位4着以内に入ることでポイントを獲得していく。そのほか集団に1周差をつけると20ポイントが一気に獲得できる。
大会2日目に行われた男子マディソンでは日本ナショナルチームは窪木一茂・兒島直樹、梅澤幹太・寺田吉騎がペアだったが、今回はチームを変更して出場。日本ナショナルチームA(窪木一茂・梅澤幹太)、B(橋本英也・兒島直樹)、C(寺田吉騎・河野翔輝)の3チーム編成に。ほかHPCJC-BSも2チームが出場し、13チームがエントリーした。
レースの序盤から日本ナショナルチームが積極的にスプリントをしかけてポイントを取りにいく展開。4回目のポイント周回を終えた時点で日本(B)が13ポイント、日本(A)が12ポイントを獲得しリードしていく。
しかし、残り75周回ほどで中国ナショナルチームが単独でアタック。残り50周回を前にラップ(メイン集団を1周追い抜く)を成功させ、その間に得たポイントも含めて一気に30ポイントを獲得して暫定首位に立つ。
そして次は香港ナショナルチームがアタック。残り20周回を前にラップを成功させる。
レースは最終盤。残り10周時点での暫定首位は34ポイントで中国、ラップを成功させた香港が32ポイント、日本(B)が29ポイント、日本(A)が28ポイントで続く。
最終盤のドラマ
残り10周を切り、日本(A)、日本(B)がスプリントで抜け出ようとした矢先、後方で落車が発生。香港を含む3チームが絡む大きなアクシデントとなりレースは一時中断となってしまう。
選手の救護活動が行われたのち、レースは残り9周からスタートと同じ並びで始まることに。最後のポイント周回はポイントが2倍になるため、日本の2チームを含む上位陣にとっては絶対に落とせないスプリント勝負となる。しかしながら暫定2位の香港は落車のため1人だけとなった。
中長距離の終盤とは思えないようなハイペースで周回を重ね迎えた最終周回。
中国を先頭に、日本(A)、日本(B)が猛烈なスプリントで加速していく。
逃げる中国をバックストレートで外から一気に追い抜いた日本(A)が1着でフィニッシュ。2着はフィニッシュ手前で中国を差し切った日本(B)。3着は中国となった。
これにより1着の10ポイントを獲得した日本(A)が中国と38ポイントで並ぶが、最終周回の着順差によって日本(A)が1位に。2位が中国、3位には日本(B)が35ポイント。
最終周回のポイントトで大逆転を果たした日本(A)が波乱のマディソンを制する形となった。
男子マディソン リザルト
| 順位 | 選手名 | 所属 | ポイント | |
| 1位 | 窪木一茂 梅澤幹太 |
日本ナショナルチームA | 38 | |
| 2位 | ウー・ジュンジェ サン・ハイジャオ |
WU Junjie SUN Haijiao |
中国 | 38 |
| 3位 | 橋本英也 兒島直樹 |
日本ナショナルチームB | 35 | |
| 5位 | 矢萩悠也 岡本勝哉 |
HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR A | 11 | |
| 7位 | 三浦一真 木綿 崚介 |
HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR B | 9 | |
| 9位 | 寺田吉騎 河野翔輝 |
日本ナショナルチームC | -11 |
