2026年5月14日より、静岡県・伊豆ベロドロームで開幕した『2026ジャパントラックカップⅠ/Ⅱ』。
大会2日目に実施された男子オムニアムには、初日にエリミネーションで優勝した兒島直樹らが出場。本記事ではレースの模様をレポートしていく。
男子オムニアム
ルール:1日で4種目を1人でこなし、各種目で得たポイントの合計ポイントを競う過酷なレース。スクラッチ、テンポレース、エリミネーション、ポイントレースの順に実施していく。
日本ナショナルチームから窪木一茂、兒島直樹、梅澤幹太、山本哲夫、寺田吉騎、HPCJC-BRIDGESTONE ANCHORから河野翔輝、矢萩悠也が出場。海外勢では初日のエリミネーションで兒島に次いで表彰台に登ったグレアム・フリズリー(アメリカ)、チュ・ツンワイ(中国)らがエントリー。初日の予選を経て、23人が本選へと進んだ。
【スクラッチ】
残り10周付近、前方と後方で大きく2つの集団に分かれてレースが展開するなか、逃げ集団から飛び出したのは山本哲央。残り5周時点でチュ・ツンワイ(香港)、梅澤幹太も加わり、3人が抜け出す。最後はスプリント勝負となり、梅澤が1着でフィニッシュ。2着に山本、3着にチュ・ツンワイとなった。
【テンポレース】
集団を追い抜くラップを2回決めて、ラスト3周でポイントを積み重ねた兒島直樹が46ポイントで1位。中盤以降に抜け出してラップを2度決めた山本哲央が僅差の45ポイントで2位。続いて矢萩悠也が3位。
【エリミネーション】
レース中盤で暫定総合トップの山本哲央が脱落。残り4人時点で兒島直樹、寺田吉輝、梅澤幹太、窪木一茂の日本人対決となる。
最後に残ったのは兒島と寺田。残り半周で兒島がバンクを駆け降り一気に仕掛けると、そのまま先行して先着。この種目を制した。
【ポイントレース】
3種目を終えての暫定順位は
| 兒島直樹 | 110 |
| 梅澤幹太 | 108 |
| 寺田吉輝 | 100 |
| 窪木一茂 | 96 |
の順。
最終種目のポイントレース、暫定順位トップの兒島を追う梅澤が序盤から積極的に動いていく。
梅澤はグレアム・フリズリーとともに集団から大きく抜け出すと、まずは最初のスプリント周回で1着の5ポイントを獲得し兒島を逆転。
梅澤は70周のポイント周回前に再度集団を突き放すと、兒島も追走。5人の逃げ集団を形成しながら、中盤戦では兒島と梅澤がお互いにポイントを取り合いながらラップを成功させる。
レース終盤はギリギリの戦いへ
残すスプリント周回は2回となった最終盤、暫定首位の兒島と梅澤のポイントはわずか「2」となる。残り10周のポイント周回、兒島、梅澤、山本、窪木の4人が飛び出しスプリント勝負になると、兒島が1着5ポイントを獲得する一方、梅澤は1ポイントにとどまり、これが勝負の分かれ目となった。
最後も兒島が2着、梅澤は3着。梅澤は逆転叶わず、兒島がリードを守り切っての優勝を遂げた。
男子オムニアム リザルト
| 順位 | 選手名 | 所属 | 総合ポイント | |
| 1位 | 兒島直樹 | 日本 | 159 | |
| 2位 | 梅澤幹太 | 日本 | 151 | |
| 3位 | 窪木一茂 | 日本 | 142 | |
| 4位 | 山本哲央 | 日本 | 142 | |
| 7位 | 寺田吉騎 | 日本 | 108 | |
| 11位 | 矢萩悠也 | 日本/HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR | 78 | |
| 棄権 | 河野翔輝 | 日本/HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR |

