佐藤水菜 インタビュー
Q:ケイリンでは9位、スプリントでは4位という結果になりました。振り返っていかがですか?
今大会は修行を積む、経験を積むということを一番大事にしていました。
コンディション的にもとても悪い状態でのレースとなりましたが、ハロン(200mFTT)では1番時計で、初めてジェイソン(短距離コーチ)に課されたターゲットタイムをクリアでき、1つ収穫となりました。
今大会はレースの前に考えることが多くなってしまい、頭をクリアにして臨むことができませんでした。そのような状態でレースに挑むと、キレのない走りになってしまうという。そういった学びもありました。
スプリントでは、テクニックがまだまだ必要だと感じましたし、今大会で多くの経験と学びを得ることができたので、ワールドカップ第2戦では良い結果が出せるよう頑張りたいです。
また、トレーニングをして疲労をためた状態でも、パフォーマンス的にはそこまで影響がなかったことを知れたのも1つの収穫です。
Q:スプリント準決勝では、アンドリュースとのロングスプリント合戦となりました。
アンドリュース選手とは過去に1度だけ対戦していて、そのレースでは私と接触して落車してしまったので、彼女にとってはリベンジ戦のようなレースだったと思います。
そんな背景のなか、アンドリュース選手と力をぶつけ合えた良い経験になりましたが、やはり自分のテクニックのなさだったり、脚力の必要性をさらに感じました。
その後のフリードリッヒ選手(3位決定戦)とのレースでも、彼女は後ろを好んで走るタイプだと思っていましたが、前に出てレースを展開していて、どんな考えがあったのかを考えさせられる経験となりました。
Q:世界が佐藤水菜を見る目も変わってきていると思いますが、何か感じることはありますか?
ケイリン準決勝では特に、そのような感覚がありとても走りにくかったです。そのような展開は今後も起こり得るので、良い経験になりました。
この春は忙しい時期ではありますが、世界選手権に向けて、今回積んだ経験からもっと良い状態や環境をつくっていけると思います。
Q:お話しを聞く限り、前向きな印象を感じます。
そうですね。同じミスを何度も犯してもいませんし、今までにもなかったミスを経験でき、足りない部分を学ぶことができたと思います。
全体として結果は良くありませんでしたが、ジェイソンコーチにも結果より内容にこだわるよう言われていたので、その点については収穫のある大会でした。
理由はわかりませんが、オーストラリアのお客さんも自分を気に入ってくれたみたいで、楽しむことができました。
Q:今大会を経て、世界選手権や1年後、2年後に向けての展望や掴めたものなどはありますか?
欲を言うともう少しレース経験を積みたいと思っています。世界選手権に向けてコーチと相談し、さらに経験を積めるよう対策を練っていきたいと思います。
佐藤が予選トップ 最後惜しくも表彰台に届かず4位 女子スプリント/『2026ワールドカップ第1戦』オーストラリア・パース


