2026年3月6日から8日にかけてオーストラリア・パースで開催される『2026ワールドカップ第1戦』。計3戦が実施される2026年ワールドカップの初戦だ。
本記事では大会公式サイトより公開されたエントリーリストを基に、本大会「短距離種目」の注目選手を紹介していく。
なお日本から短距離に出場するのは、以下の3選手。
スプリントとケイリンにそれぞれ出場予定だ。
男子:市田龍生都、三神遼矢
女子:佐藤水菜
短距離 実施種目
スプリント、ケイリン、チームスプリント
男子 注目選手
マシュー・リチャードソン(イギリス)
エントリー種目:スプリント / ケイリン
長年、絶対王者として君臨してきたハリー・ラブレイセンと、今や肩を並べる存在。2025年には200mFTTにおいて史上初の8秒台を叩き出し、トラック競技の“スピードキング”としての地位を築いている。
さらに2026年2月に開催された『2026ヨーロッパ選手権トラック』では、スプリント・ケイリン両種目でラブレイセンを破り優勝。
進化し続けるリチャードソンは、今大会唯一のイギリス選手としてエントリー。金メダル候補の最右翼として立ちはだかるだろう。
レイ・ホフマン(オーストラリア)

(左)レイ・ホフマン
エントリー種目:スプリント / ケイリン
パリ五輪チームスプリントで銅メダルに輝いたメンバーの1人。『2025世界選手権トラック』ではケイリンで銀、スプリントで銅メダルを勝ち取った。
2026年の2月に開催されたばかりの『オセアニア選手権』でもスプリント・ケイリンの2冠を達成する好調ぶりを見せた。

(右)テイト・ライアン
オーストラリアからは、ホフマンとともに『2025ジャパントラックカップ』で表彰台を獲得したテイト・ライアンらもエントリーしている。
アジズルハスニ・アワン(マレーシア)
エントリー種目:スプリント / ケイリン
マレーシアの英雄、38歳のベテランスプリンター。
パリ五輪を前に「このオリンピックで最後」と表明するも結果が振るわず、続く2025年は競技から離れていたアワン。
しかし2025年終盤からレースに復帰し、12月に開催されたオーストラリアでの国際大会では、市田や三神とともに表彰台獲得の活躍を見せている。
4月に自国で開催される『2026ワールドカップ第3戦』に向けても、その走りに期待したい。
ニキータ・キリルツェフ(AIN/個人中立選手)

(左)ニキータ・キリルツェフ
エントリー種目:スプリント / ケイリン
21歳の若手選手。2025年には『ジャパントラックカップ』にも出場し表彰台を獲得した。
2月に開催されたばかりの『2026ヨーロッパ選手権トラック』スプリントでは、リチャードソン、ラブレイセンに次ぐ銅メダルを獲得。次世代スプリンターの走りに要注目だ。
その他の注目選手

(左)ミカイル・ヤコフレフ
今大会にはラブレイセン擁するオランダや、フランスからのエントリーはなし。しかし世界の強豪選手は他にもエントリーしている。
『2026ヨーロッパ選手権トラック』ケイリン銅メダルのローウィ・ヌレンス(ベルギー)。
そして、パリ五輪前から好成績を残しているミカイル・ヤコフレフ(イスラエル)なども今大会のメダル有力候補だ。