2026年1月15日、伊豆中央警察署の1日署長にナショナルチームに所属する佐藤水菜が任命された。
任命の目的は110番通報や交通安全、防犯指導などを行い、佐藤の発信力をもって広報活動を行うこと。
初の1日署長
一日署長の委嘱状を渡されると、佐藤の人生初となる「一日署長」が始まる。
「今日は110番を正しく利用することの大切さを一人でも多くの方に伝えたいと思います」
警察署員に訓示を伝えると、早速パトカーに乗りこみ、広報活動を行うために向かったのはショッピングモール。
ここで交通安全に関するビラを配り「佐藤署長」によるPR作戦が実施された。
公務としては訓示、ビラ配り、そしてメディアに出てのPRを行うこと。
最後には地元メディアに囲まれてインタビューを受け広報活動を実施。無事に一日署長をやり切った。
佐藤水菜一日署長 「改めて自分も交通ルールを勉強しなくては」
Q:拠点としている伊豆で、このような活動ができた率直な感想を聞かせてください。
1日警察署長になれたのはすごく光栄です。普段生活をしていて、伊豆の国市は平和なイメージがありましたが、お話を聞くと日々たくさんの事件や事故が起きていると知りました。実際、今日は火災の通報もあり、身近に危険が潜んでいるということをあらためて感じました。
4月から自転車の交通ルールも変わりますし、しっかりと啓発活動をして、少しでも皆さんに住みやすい地域になってもらえればと思います。
Q:自転車の交通ルールに関しては、特に意識されていることも多いのではないでしょうか?
そうですね。ヘルメットを被らず自転車に乗っている方や道路を逆走してしまっている方もまだまだいますし、自分が車を運転している時も、危ないなと感じることもあります。特にヘルメットに関しては、私自身も2年前にレースで落車してしまった際に、その重要性というのを身に染みて感じました。
自転車選手として表舞台に立っている立場として、広報活動に協力させていただけて良かったなと思います。しっかりと危険意識を持って自転車に乗ってもらって、楽しければ自転車競技にもぜひ興味を持ってもらえたら嬉しいですね。
Q:110番の正しい使い方、というお話もありました。
私は110番をかけたことはほとんどなくて、いざかけるとなったら手が震えるくらい緊張する番号だと思っていたのですが、ゴキブリが出たという通報もあると聞いて驚きました(笑)。警察の方々が優しくて、身近に感じる存在であるということは良いことですが、皆さん本当にお忙しそうだったのが印象的だったので、110番を正しく利用することの大切さをあらためて感じました。友達感覚でかけるのではなく、#9110という番号の存在ももっと知ってもらいたいですね。そうすれば、大きな事件や事故のが起きた時にもしっかりと安全を守ってもらえると思うので。
Q:警察の制服を着た感想はいかがでしたか?
着たら強くなれる気がしたのですが、いざ外に出てみたら、形だけだなと痛感しました(笑)。ただ、こういう貴重な経験をさせていただいて、気が引き締まるような思いでした。あらためて、自分も交通ルールをしっかりと勉強しなくてはならないなと思います。
この制服を脱いだら、バンク内では“スピード違反”をして優勝できるように頑張ります。
静岡県警部・二宮優さん「110番を正しく使ってもらいたい」
110番に関しては、静岡県下の通報全体の約20パーセントが不要不急のものとなっているのが現状です。1分1秒を争う現場に向かう際にも、そういった通報が影響する場合もあるので、正しく使っていただくための活動をしています。
佐藤水菜選手は、2024年・2025年と『世界選手権』のケイリンで優勝されており、昨年はガールズケイリンのすべての大レースを制するなど非常に知名度の高い選手です。その知名度をお借りして、110番の正しいかけかたや防犯に関する啓発活動ができればと考えて、今回お声がけしました。
4月からは自転車に関するルールも変わります。ヘルメットの着用ルールなどに関しても、しっかりと啓発活動を進めていければと思います。













