男子チームパシュート 予選
16チームが出場した男子。日本チームは河野翔輝、兒島直樹、山本哲央、窪木一茂(出走並び順に記載)という新たな布陣で挑む。河野を先頭に日本チームがスタートすると1kmの入りは1分3秒台、予選突破が可能なタイムで序盤を走っていく。
空いてしまったギャップ
1回戦進出を目指す日本チームに異変が起きたのは山本が2回目の交代をした後。
すでに河野が離脱し3人となってのラスト4周ほどで、窪木が先頭が変わると、最後方にいた山本が徐々に遅れていってしまう。窪木、児島、そして離れて山本となった日本チームはペースを落としていき、フィニッシュタイムは4分0秒120。予選出走16チーム中15位となり、1回戦進出を逃す結果となった。
予選トップ3+日本の結果 | ||
順位 | 国名 | タイム |
1位 | デンマーク | 3分43秒784 |
2位 | オーストラリア | 3分45秒786 |
3位 | イギリス | 3分49秒001 |
15位 | 日本 | 4分0秒120 |
兒島直樹選手コメント
Q:新たな布陣で挑むレースとなりました。
もともと僕が3走だったのですが、直前でプランを変更して、僕が2走というオーダーで挑戦してみようとなりました。しっかり走れた部分もありましたが、チームとしてはまだまだ未熟な部分もあるので、自分がもっともっとチームを助けられるようにパワーをつけていきたいなと感じたレースでした。
Q:2走を務めるのは初めてでしたか?
そうですね。スタートは苦手としている部分なので少し苦しみましたが、コーチと相談したうえで1回目は1周だけ牽いて、以降は長く牽こうというプランでした。そこに関してはしっかりできたと思います。
Q:結果的には予選敗退となりましたが、収穫はありましたか?
各自で課題は見つかったと思います。自分としては、やっぱりパワーが全然足りていないと実感しました。パワーに関しては、日本競輪選手養成所に在籍していることで強化できる部分なので、しっかりと克服していきたいなと思っています。
Q:今大会では、あとマディソンとポイントレースが残っています。
レース系は大好きなので(笑)、しっかりと頑張っていきます。