2025年7月4日に、UCIよりニュースリリースが発表。
9月25日にルワンダ・キガリで開催されるUCI総会で実施される「会長選および理事会メンバー選出」に関する立候補が6月25日に締め切られたこととともに、会長選に関しては、現職のダビド・ラパルティアンのみの立候補となったことが発表された。

ニュースリリース | UCI

ダビド・ラパルティアンが“無投票で”3期目へ

9月にルワンダで実施されるのは、「2025年から2029年の任期」におけるUCI会長選挙。
UCI会長職に立候補したのは現職であるダビド・ラパルティアンのみ。UCI憲章第40条第3項に基づき、投票なしで3期目となる4年間の任期が決定することとなる。

ラパルティアンは2017年の選挙で、ブライアン・クックソンに対して37対8で勝利してUCI会長に初選出されると、2021年に行われた次の選挙では無投票で再選。2022年に国際オリンピック委員会(IOC)の委員に就任。2023年からはフランスオリンピック委員会の会長を務め2024年のパリオリンピック開催に貢献した。

正式な決定は9月とはなるが、自転車競技のさらなる普及と盛り上がりに期待したい。

総会では理事会メンバーの選出も

なお、同じ総会では、「理事会メンバー」の選出も行われ、アフリカ、アメリカ、アジア、オセアニアの各大陸連盟から1名ずつ、ヨーロッパからは少なくとも男女2名を含む7名が選ばれることとなる。

公表されたリストによると、アジア自転車競技連盟からは、シェイク・ハーレド・ハマド・アル・ハリーファ(バーレーン)、サイフ・スバ・アル・ルシャイディ(オマーン)、マンスール・ジュマ・ナッサー・アハメド・ブーサイバ(アラブ首長国連邦)の3名が候補として選出。

日本でも参議院議員選挙の真っ只中ではあるが、こちらにもご注目いただきたい。