6月7日(土)から8日(日)にかけて、『第12回寬仁親王記念ワールドグランプリ国際自転車競技大会 JICF International Track Cup 11th Edition』が、千葉県千葉市のTIPSTAR DOME CHIBA(千葉JPFドーム)にて開催。
日本学生自転車競技連盟が主催するUCI公認国際自転車トラックレースとなる本大会では、2日間にわたって、
ケイリン
スプリント
オムニアム
マディソン
の4種目が実施される。
主な出場予定選手
日本ナショナルチーム、国内チームや連盟加盟大学チームに加え、『ジャパントラックカップ』にも出場した一部海外選手も出場予定となり、日本ナショナルチーム所属の選手は、以下のメンバーが参加予定。
短距離男子
選手名 | 今大会のエントリーチーム |
高橋奏多 | 日本ナショナルチーム |
三神遼矢 | 日本ナショナルチーム |
中石湊 | チーム楽天Kドリームス |
尾野翔一 | JPCA |
短距離女子
選手名 | 今大会のエントリーチーム |
小原乃亜 | 日本ナショナルチーム |
酒井亜樹 | チーム楽天Kドリームス |
中長距離男子
選手名 | 今大会のエントリーチーム |
窪木一茂 | 日本ナショナルチーム |
木綿崚介 | 日本大学A |
中長距離女子
選手名 | 今大会のエントリーチーム |
水谷彩奈 | 日本体育大学 |
岡本美咲 | 早稲田大学 |
鉄人・窪木がエントリー

先日の『ジャパントラックカップ』でも大活躍した中石湊をはじめ、Bチーム所属の若手メンバーが中心に出場することとなる中、窪木一茂もオムニアムにエントリー。
超ハードな日程でレースに参加し続ける窪木。直近では
5月18日-5月25日 | Tour of Japan 2025(ツアー・オブ・ジャパン) | |
5月26日 | 全日本プロ選手権自転車競技大会(全プロ) | 個人パシュート・チームパシュート |
5月29日 | ジャパントラックカップ I | エリミネーション |
5月30日 | ジャパントラックカップ I | オムニアム・マディソン |
5月31日 | ジャパントラックカップ II | マディソン |
6月1日 | ジャパントラックカップ II | エリミネーション・スクラッチ・ポイントレース |
【New!】6月6-7日 | JICF国際トラックカップ | オムニアム |
というとんでもないスケジュールとなっており、さらに結果を残し続けている。
そのタフさには、感服の一言である。
期待のルーキー・尾野翔一の初陣

また、もうひとつのトピックとして、先日よりBチームに新たに加入した尾野翔一がエントリーしている。
野球(独立リーグ)からのキャリアチェンジとして、2024年5月に日本競輪選手養成所 128期として入所した尾野翔一。第2回・第3回記録会では連続でゴールデンキャップを獲得したほか、多数のゴールデンキャップ獲得者を生み出したハイレベルな128期において在所成績1位を記録。

その才能を見出され、ナショナルチーム(Bチーム)入りを果たした。3月養成所を卒業後、『競輪ルーキーシリーズ2025』第1戦でも完全優勝と華々しいデビューを飾っている。
今大会、エントリーチームは「JPCA」となるが、ナショナルチーム所属として挑む初の競技大会。どんな走りを見せてくれるか期待したい。