小原乃亜が日本人対決を制して銅メダル獲得

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小原乃亜 インタビュー

Q:銅メダル獲得、おめでとうございます。

今大会は悔いが残る部分もありましたが、最後に3位という結果を残せたことは良かったです。

Q:準決勝では世界最速のユアン・リイン選手との対戦。どのような印象でしたか?

根本的な力が違いすぎました。戦術とかではなく、シンプルに力をつけないとダメだなと思います。

Q:一方で、自信を持って自分でレースを引っ張っていくような姿が印象的でした。

積極的にいかないと後手後手になってしまうので、そこは意識していました。

Q:今大会ではケイリン、スプリントと2つの個人競技に出場しました。やってみての感想はいかがですか?

ケイリンはまだ動きの部分がうまくできないのですが、それに比べると、スプリントは1対1なのでやりやすいなと感じています。

Q:今後に向けての展望を聞かせてください。

レースでの考え方をはじめ、いろいろ学ぶことができた大会でした。この経験を活かすことはもちろん、しっかり戦えるだけの力をつけていきます。

酒井亜樹 インタビュー

Q:スプリントを終えて、いかがでしたでしょうか?

200mFTTのタイムは、これまでの大会でいちばん悪いタイムでした。準々決勝で対戦した小原選手には、タイムの面でもレース運びの面でも、全然敵わなかったです。
テクニック的なものもあるのですが、もっと大きいところで力が足りなかったな、という印象でした。

ダッシュ力も落ちていますし、もともと課題であった持久力もまだ足りていません。細かい部分もたくさんありますが、やらなければならないことがたくさんあると感じています。

Q:大会最終日、疲れはなかったですか?

チームスプリント、ケイリン、スプリントと出場するのは初めてだったのですが、初日の1本目を終えた時点ですでに疲れていました(笑)。ただ、ハードなのはみんな同じなので言い訳できないと思います。

酒井亜樹, 女子チームスプリント, WOMEN'S Team Sprint, 香港インターナショナルトラックカップ I, 2025 HK INTERNATIONAL TRACK CUP HONG KONG

Q:あらためて、3日間を振り返って総括をお願いします。

レースをたくさん経験させてもらえたことはプラスと捉えていますが、どの種目でも力不足を感じました。これから競技も競輪もやっていくうえで、一から作り直していかなければならない、ということを強く再認識しました。

まずは5月に『ジャパントラックカップ』があるので、いい状態で、自信を持って挑めるように練習を積んでいきます。

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