フランス自転車競技連盟(FFC)は、スプリントチームの新たなヘッドコーチとしてクエンティン・ラファルグを迎えることを公式SNSで発表した。

短距離から中長距離まで活躍した名選手

クエンティン・ラファルグは、2010年代を代表するフランスのスプリンターの1人として活躍。1kmタイムトライアルやチームスプリントを中心に、世界選手権やヨーロッパ選手権で多くのメダルを手にしてきた。

2020年代に入ると中長距離種目への挑戦をスタートさせ、チームパシュートのメンバーとして2022、23年のヨーロッパ選手権でそれぞれ金・銅メダルを獲得。しかし、パリオリンピック出場を果たすことはできず、2024年10月に引退を発表した。

クエンティン・ラファルグの主な大会成績

2015 世界選手権 スプリント 銅メダル
2016 世界選手権 1kmTT 銅メダル
ヨーロッパ選手権 1kmTT 金メダル
2017 世界選手権 1kmTT 銀メダル
世界選手権 チームスプリント 銅メダル
ヨーロッパ選手権 1kmTT 金メダル
2018 世界選手権 チームスプリント 銀メダル
ヨーロッパ選手権 チームスプリント 金メダル
2019 世界選手権 1kmTT 金メダル
世界選手権 チームスプリント 銅メダル
2020 世界選手権 1kmTT 銀メダル
2022 ヨーロッパ選手権 チームパシュート 金メダル
2023 ヨーロッパ選手権 チームパシュート 銅メダル
Men's 1km TT Final / 2019 Track Cycling World Championships Pruszków, Poland

2019年 世界選手権トラック 1kmTT

昨年10月にグレゴリー・ボジェが辞任して以来、空席となっていた短距離チームのヘッドコーチのポスト。ここに、フランスを代表する名選手が戻ってきたこととなる。

なお、Track Pisteなど海外メディアによると、前ヘッドコーチのグレゴリー・ボジェは若手スプリンターの発掘・育成プログラムを担当すること、フランス代表チームのコーチを務めてきたアンソニー・バレは、サン=カンタン=アン=イブリーヌの「オリンピック・スプリントセンター」にて育成にポストにつくことも報じられている。

新たな体制のもと、フランスのスプリントチームがどのように進化していくのか、今後の動向に注目が集まる。

マチルド・グロ、フランスを離れニュージーランドでトレーニングを実施