選手インタビュー
佐藤水菜
Q:新しいチームでの銅メダルとなりましたいかがですか?
思ったよりも、自分たちができていないなというのが正直な感想です。中国はすごく強い国ではあるので、中国が優勝するにしても、自分たちが2位とか日本記録を更新するっていうところを目標としていました。
ただ、将来的にどういうポジションをやるかということの答えを出せたと思うので、トルコ(ネーションズカップ第1戦)に向けてまたトライしていければと思います。
Q:チームのコンビネーションはいかがでしたか?
予選・1回戦では私が2走で、決勝は私が3走という形でしたが、決勝のほうがまとまりが出たと思います。練習が難しいなか、仲澤(春香)はすごくよく頑張ってくれたと思いますし、(酒井)亜樹ちゃんも良いタイムを出してくれました。このあと、しっかりと練習ができたらもっともっと良くなると思います。
Q:佐藤選手としては、手応えがあった?
他国と比べると、2走のタイムが課題だと思います。そこの底上げがマストだと思います。
まだまだ始まったばかりなので、一生懸命頑張りたいと思います。
Q:最大の課題は?
個人的には、2走で13秒7を出すというところでしたが、13秒9しか出せなかった。決勝では3走で14秒フラットだったので、調子自体は悪くないと思いますが、トップスピードへの立ち上げ方というところが明確な課題になりました。
Q:今後に向けて、良いステップになったのではないですか?
3走で、もらったスピードを殺さず走るというのが自分の得意なことだと感じたので、そっちのほうで頑張っていきたいということをあらためてジェイソンコーチに証明することができたと思います(笑)。
Q:この後は、個人種目への出場も控えています。
優勝することが明確な目標なので、優勝できるように頑張ります。
酒井亜樹
Q:久々の実戦で銅メダル、率直な感想をお聞かせください。
どのくらい走れるのか、自分でもわからない感じでしたが、悔しい気持ちが大きいです。
アジア選手権はスタートゲートがいつもと違うので、予選ではタイミングが遅れてしまいました。1回戦では修正して少しタイムが上がりましたが、メダル決定戦では思ったようなタイムを出すことができませんでした。
パリオリンピックに向けて始めたときと比べると、まだタイムと感覚が戻ってきていないかなと感じます。19秒4くらいを出せたらよかったです。これから養成所を卒業してチームに戻ったら、もう少し上げていける感覚はあります。
Q:久々の国際大会はいかがでしたか?
やっぱり緊張感があって、こんな感じだったなって思い出しながらでした。本数を重ねるにつれて落ち着いて走れたので、もっと経験を積んで練習していけたらと思います。
Q:新しいチームの感触はいかがですか?
2人ともガールズケイリンで活躍されている選手たちなので、迷惑をかけないように、良いタイムで渡したかったです。今回は、私が良くなかったかなと思います。
Q:次の大会に向けての抱負を聞かせてください。
ネーションズカップまで時間がないですが、スタートゲートに関してはいつも使っているものになると思いますし、今日のタイムより上を目指して頑張ります。
仲澤春香
Q:初めてのチームスプリントで銅メダル。レースを終えての率直な気持ちを聞かせてください。
自分としては、全然力が足りず、もっと強くならないといけないなと感じました。(佐藤)水菜さんがヤバすぎて……想像の10倍くらいヤバかったです。
1本目はとにかく緊張しました。2本目は少し落ち着いて走ることはできましたが、全然ダメでしたね。
Q:3位決定戦では第2走を務めました。
今自分が持っている力を変えることはできないので、とにかく力を出し切って、今できることをやろうと頑張りました。
Q:今、心に浮かぶのはどんな課題ですか?
わからないくらいたくさんあるのですが、自分の力が全然足りないということを感じることはできたので、もっと練習して、ちょっとずつでも強くなっていきたいです。
Q:この後はスプリント、ケイリンが控えています。
まずは、練習通りの自分が出せるように頑張りたいです。