自転車競技チーム「TEAM BRIDGESTONE Cycling(チームブリヂストンサイクリング)」の2025年体制及び機材サポート選手が発表された。
東京1964オリンピックが開催された年に「ブリジストンサイクル自転車競技部」として設立、2024年で創立60周年を迎えたチームブリジストンサイクリング。「今後の世界大会で、メダルを獲得できるチーム体制」として、2025年は河野翔輝選手が新チームキャプテンに就任、吉川敬介、三浦一真ら5人の若手選手を迎え、新たなスタートを切る。
なお、長迫吉拓はトラックのみの登録、太田りゆはアンバサダーとしてのみ活動を行う予定とのこと。
2025年体制
TEAM BRIDGESTONE Cycling | 自転車競技・ トラック/ ロード |
河野翔輝・兒島直樹・山本哲央・松田祥位・岡本勝哉・山下虎ノ亮・吉川敬介・矢萩悠也・梅澤幹太・三浦一真・木綿 崚介・長迫吉拓・太田りゆ |
機材サポート選手 | パラサイクリング トラック/ロード |
杉浦佳子 |
パラトライアスロン | 秦由加子 |
河野翔輝、新加入選手のコメント
河野翔輝
氏名 | 河野翔輝(カワノ・ショウキ) チームキャプテン |
出身 | 奈良県 |
競技・種目 | トラック/ロード |
主な戦績 | 2024トラック全日本選手権 チームパシュート、マディソン優勝 |
2025年はチームブリジストンサイクリングの3代目キャプテンを務めます。キャプテンらしくしようと肩肘を張ると空回りしそうなので、これまで通り自分らしく全力で取り組むつもりです。若い選手が多く入ってくるので、これまで上の選手達から学んだことを次の世代へ丁寧に伝えていきたいです。チームが若返っても“BSは弱くなった”とは言わせません。下の選手に思い切った挑戦を促し、僕らが支え続けます。すべてのレースを責任と覚悟を持って走って、勝ちたいと思います。
吉川敬介
氏名 | 吉川敬介(ヨシカワ・ケイスケ) |
出身 | 東京都 |
競技・種目 | トラック/ロード |
主な戦績 | ・2025 日本大学卒業予定 ・2024 全日本大学対抗自転車競技選手権大会 チームスプリント、1kmTT優勝 |
今後に向けたチームパシュートの要員として声をかけていただきました。自分は短距離種目からアプローチする形で、他の選手とは異なる強みを持って挑みたいと考えています。この新しい挑戦を通じて、自分の可能性を広げ、チームに貢献していきたいです。
矢萩悠也
氏名 | 矢萩悠也(ヤハギ・ユウヤ) |
出身 | 大阪府 |
競技・種目 | トラック/ロード |
主な戦績 | ・2025 京都産業大学卒業予定 ・2024 全日本大学対抗自転車競技選手権大会 ポイントレース優勝 |
ロード・トラックともに日本トップクラスの環境に入ることができ、本当に恵まれています。僕の目標はトラックでナショナルチームに入ることなので、ここで徹底的に鍛えられれば、その夢に一歩近づけると思います。チームの勝利に少しでも貢献できるよう、自分自身にチャンスが巡ってきたときには逃さず掴み取り、さらに上を目指したいです。
梅澤幹太
氏名 | 梅澤幹太(ウメザワ・カンタ) |
出身 | 愛媛県 |
競技・種目 | トラック/ロード |
主な戦績 | ・鹿屋体育大学新3年生 ・2024 全日本大学対抗自転車競技選手権大会 オムニアム優勝 |
鹿屋体育大学に在籍しながら、プロチームへの参加が決まりました。トップ選手たちが抜けた後の新体制で、自分がどれだけチームに貢献できるか挑戦する機会だと思っています。今はまだ経験不足で力も足りませんが、プロチームでの走りを通して、少しでも勝利に貢献し、チームの存在感を高めていきたいです。
三浦一真
氏名 | 三浦一真(ミウラ・カズマ) |
出身 | カナダ |
競技・種目 | トラック/ロード |
主な戦績 | ・湘南工科大学附属高等学校卒業予定、中央大学新1年生 ・ジュニア強化指定選手 ・2024 アジア選手権トラック ジュニア 個人パシュート優勝、マディソン優勝、エリミネーション銀メダル |
大学に進学するので、チームと学生生活を両立させることが目標です。ロードではU23カテゴリー、トラックではエリートクラスで一戦一戦全力を尽くして、少しでも成績を残したいです。若手ならではのアグレッシブな動きでチームに貢献できればと思っています。
木綿崚介
チームの先輩たちには及びませんが、Jプロツアーなどで少しでもチームの勝利に貢献できるよう尽力したいです。2025シーズンはエリートのカテゴリーになりますし、大学生にもなるので、全国大学対抗の大会で優勝を狙いたいです。また、今年は全日本選手権トラックで満足できる走りができなかったので、来年はより上位で戦えるようがんばりたいです。
宮崎景涼監督 コメント
2025年は新加入となる5人の高校卒業予定の選手や大学卒業予定の選手が加わり、フレッシュな陣容となります。若い選手にも明確な任務やタスクを与え、その達成を通じて成長してもらいます。選手が入れ替わってもチームが目指すスタイルや精神は変わらず、今後の世界大会へ向けた強化計画を着実に進めていきます。
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