10月16日よりデンマーク・バレラップにて開幕した『2024世界選手権トラック』。
大会4日目の19日に女子マディソンが実施された。
女子マディソン
120周30kmで争われる女子マディソンには、12チーム24人がエントリー。
日本からはパリオリンピックの本種目にも出場した内野艶和が、池田瑞紀との初コンビで挑んだほか、パリ金メダリストのキアラ・コンソーニ&ヴィットーリア・グアッツィーニ(イタリア)、ネア・エバンス&ケイティ・アーチボルド(イギリス)らが出場した。
レースはイギリスがほぼ全てのポイント周回で存在感を示し、レースを支配していく展開。その中でデンマーク、オランダ、フランスなどがポイントを獲得していくが、毎ポイント周回ではエバンス&アーチボルドコンビが強さを見せていく。
レースが大きく動いたのは終盤。開催国デンマークチームが残り30周前にアタックすると、会場のボルテージが一気に上がっていく。
残り30周と20周のポイント周回を1着で通過し、残り15周でメイン集団に追いつくと一連のアタックで30ポイントを獲得。突如として暫定トップとなる44ポイントで最後のポイント周回での逃げ切りを目指す形となった。
デンマーク(44ポイント)、フランス(39ポイント)、オランダ(33ポイント)、イギリス(32ポイント)、獲得ポイント次第ではメダル色変更の可能性がどのチームにもある中で、最後のスプリント周回では最後まで上位4チームが争う展開。
最後は1着にイギリス、2着がオランダ、3着にフランス、4着にデンマークとなり、デンマークが満席となった会場の声援を受けて優勝。
2位はフランス。3位はイギリスがオランダを逆転して銅メダルを獲得した。内野と池田、世界選手権で初ペアを組んだ日本チームは-18ポイントで13位。
チーム | 選手名 | ポイント | ||
1位 | デンマーク | アマリー・ディデリクセン ジュリー・レス |
DIDERIKSEN Amalie LETH Julie |
46 |
2位 | フランス | ヴィクトワール・ベルト マリオン・ボラス |
BERTEAU Victoire BORRAS Marion |
43 |
3位 | イギリス | ネア・エバンス ケイティ・アーチボルド |
EVANS Neah ARCHIBALD Katie |
42 |
13位 | 日本 | 池田瑞紀 内野艶和 |
-18 |