10月16日よりデンマーク・バレラップにて開幕した『2024世界選手権トラック』。
大会2日目に実施されたエリミネーションには、日本から内野艶和が出場し、11位の結果を得た。
女子エリミネーション
2周ごとに最後尾の選手が1人除外(エリミネート)されるサバイバルレース。出場したのは22人。
日本から出場する内野艶和のほか、ロッテ・コペツキー(ベルギー)、前日のスクラッチで銀メダルを獲得したジェニファー・バレンテ(アメリカ)ら強豪が名を連ねた。
スタートの時点でいかに良い位置を確保できるかが勝敗を左右する種目なだけに、レーススタートの号砲と共に一気に加速していく集団。内野は加速しながらも集団の後方外側に位置してしまう、苦しいスタートとなった。
内野は除外を避けながらレースを進め、数回前に出て積極的にレースを先導する走りを見せていたが、残り11人となって迎えた除外周回。
インコースに位置していた内野は徐々に位置が下がっていき、除外周回で行き場を無くしてエリミネートされてしまった。この結果、内野の最終成績は11位となった。
残り3人となり、強豪のジェニファー・バレンテ(アメリカ)が除外され、最後まで残ったのは前日のスクラッチで3位となったアリー・ウォラストン(ニュージーランド)と2023年のチャンピオンのロッテ・コペツキー(ベルギー)。
最終周回ではコペツキーが前でスプリント体制に入ったが、外からウォラストンがかわしていき先着。前年のチャンピオンを下して、ウォラストンが新たなチャンピオンとなった。
選手名 | チーム | ||
1位 | アリー・ウォラストン | WOLLASTON Ally | ニュージーランド |
2位 | ロッテ・コペツキー | KOPECKY Lotte | ベルギー |
3位 | ジェニファー・バレンテ | VALENTE Jennifer | アメリカ |
11位 | 内野艶和 | 日本 |
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