窪木一茂が日本史上初の優勝

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金メダル 窪木一茂選手 インタビュー

Q:金メダルおめでとうございます!

信じられないです!賢人の優勝を目の当たりにして、僕のことなんかどうでもいいと思いながらスタートしました(笑)。まだ全然実感が湧かないですね。

Q:レース前から自信はありましたか?

調子はすごくよかったです。走っている時もすごく休めながら走っていたので、「これ相当いけるんじゃ?」と思いながらレースを進めていました。強い選手と一緒に逃げられればいいなと思って、声をかけながらレースをしていたのですが、僕の方が体力も上だったので、自分で行くことに決めて動いていきました。

Q:初のアルカンシェル。今年で35歳ですが、自分としての限界はまだまだ先にある?

限界、気のせいじゃないですかね(笑)。
年齢のことを競技では言われますが、競輪に参加すると僕よりも年上の先輩方が自力で頑張っていて、僕なんかまだまだだなとずっと思っていました。この気持ちがある限り、まだまだ強くなれると思って練習してきました。

Q:競輪のスプリント力が発揮できた結果の金メダル?

はい。それにプラスして、自分が持っている持久力もしっかり発揮できたのかなと思います。

Q:まだ他の種目でも出番が残っています。そちらでもアルカンシェルを狙っていく、ということでいいですか?

また明日考えます(笑)。

Q:ファンの方々に向けて一言お願いします。

ニュースを見て、「え!窪木!?」って思ってもらえたら嬉しいですね。福島県の先輩をはじめ、競輪界の方々にも応援してもらえて本当にありがたいです。
アルカンシェルを取れるなんて思っていなかったので本当に嬉しいです!

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