太田りゆ「強いライバルを受けて立つ存在に」

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養成所で「人生が変わった」2人の登場

続いて、ゲストとして太田りゆ選手と北井佑季選手が登場。
2人はオリジナルのジャージに身を包み250バンクを走ったのち、ステージに登壇した。

養成所在所中にブノワ・べトゥからの誘いでナショナルチーム入り、先日のパリオリンピックに出場を果たした太田りゆ。そして、サッカー選手を引退後「プレイヤーであり続ける」ために養成所に入所し、今年6月にはG1を制した北井。

両者にとって「人生が変わった」場所である養成所への想いが語られたのち、トークセッションが実施された。

レース中に滝澤所長の背中が見える

トークセッションにて、養成所時代の思い出について話が及ぶと、北井佑季選手からは瀧澤正光所長が教えるT教場でのバイク誘導のエピソードを披露。苦しかったものの、現在のレース中も「たまに目の前に滝澤所長の背中が見える」と語り、養成所での訓練が今につながっていることが語られた。

競輪選手としてトップであり続ける

太田りゆ選手は、今回のプロジェクトに「女子候補生の住環境がより良くなる」ことが盛り込まれていることに触れ、「トレーニングに集中できる環境がより整う」とコメント。

トレーニング施設の充実で、より強力なライバルが現れることに対しては「競輪選手としてトップであり続け、受けて立つ選手でいたい」と語ったほか、「自立して格好良く活躍していける場がガールズケイリンにはある」と、今後競輪選手を目指す人へのメッセージを送った。

新施設の竣工は2026年冬頃を予定。
どのような施設が完成し、それによってどのような選手が生まれるのか。注目していきたい。

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