2024年9月18日(水)、日本競輪選手養成所(JIK)にて「次世代型総合トレーニングセンター建設に伴う起工式」が実施された。
トレーニングと休養が結びついた施設の構築
起工式の後にJKA250で実施されたイベントでは、まず公益財団法人JKA会長・木戸寛氏が登壇。
競輪や養成所の歴史、施設の老朽化などに触れながら、
・今の時代にふさわしい施設
・次世代を担う候補生たちがアスリートとして、その才能を最大限に発揮できる施設
という大きな目的のもとでこのプロジェクトがスタートしたことが説明され、「最新鋭のトレーニング機器を備え、科学的トレーニングが実践できる“総合トレーニング棟”」と「アスリートとして十分に休養・リカバリー可能な“快適な宿舎”」が結びついた一体的な施設の構築という結論に至ったことが語られた。
ブノワ・べトゥ「私も入所したい」
イベントの中盤では、ブノワ・べトゥ(ナショナルチームテクニカルディレクター)からのビデオレターも放映。このプロジェクトが「日本だけでなく世界の自転車史に残る」ものであるとしたうえで、「若ければ私も候補生として入所したい」というメッセージが発信された。
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