エキシビジョン
エキシビジョンで最初に登場したのは、深谷知広の出場で注目を集めたJPCAチーム。
『2024全日本プロ選手権(全プロ)』チームスプリントで南関東地区チームとして同メンバーで出場しているが、その時を上回る46秒794を記録した。
続いて、パリオリンピックで日本記録を樹立した際と同じメンバーとなったナショナルチームAが登場。
エキシビジョンとはいえ、記録への期待と独特の緊張が漂うなかスタートが切られ、第1走の長迫吉拓がスタートから飛ばしていく。
第1走の長迫が17秒524で走り、第2走の太田海也が更にスピードをあげていく。
そのスピードを引き継ぎ第3走の小原佑太へ。
記録は42秒855。日本記録更新とはならなかったが、パリ代表組の圧巻のスピードを披露した。
選手コメント
太田海也「オリンピックを終えて、強化というよりはリフレッシュということに時間を取ってからのレース。満足はしていないものの、納得できるような走りだったかなと思います。オリンピックに向けて積み上げてきたことがベースアップに繋がっていますし、今日のコンディションでこのタイムが出せたということは、来月の世界選手権にも繋がると感じています」
長迫吉拓「エキシビジョンという特殊なレースでしたが、緊張していた部分がありました。自分のなかで最低ラインとしている17秒40を達成できなかったことは悔しいですが、チームとしてこのタイムが出せたことは、来月の世界選手権に向けてポジティブな要因だと思います」
小原佑太「オリンピック直後ということで、コンディションの面でも、気持ちの面でも少しキツかったです。42秒70台は出せるというか、そこがボーダーだとは思っていたので、少し残念ではあります。自分たちのコンディションが悪くても、機材にも助けらもらえたという意味で、プラスに考えていきます」